23日投開票された新潟県阿賀町議選で、新人の男性候補者(60)が1票も獲得できずに落選したことが韓国でも報じられ、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。資料写真。

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2017年4月23日投開票された新潟県阿賀町議選で、新人の男性候補者(60)が1票も獲得できずに落選したことが韓国でも報じられ、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。

今回の町議選では定数12人に対し15人が立候補、有権者数は1万373人で、このうち7854人が投票した。最終投票率は72.72%で、無効票が100票あったという。日本の報道によると、過去、党名または候補者名のいずれかを記入し投票する形式の参院選比例区で一部自治体における候補者の得票数がゼロだった例はあるようだ。しかし候補者名を記す町議選での得票ゼロは、統計は取られていないもののまれなケースには違いない。聯合ニュースもこの点について「いくら人気のない候補者でも、少なくとも候補者自身が自分に投票したはずだ」と指摘、「極めて異例だ」と伝えた。

当の男性は自身の名前を漢字で書き投票したとしているが、文字が判読できないなどの理由で無効票となった可能性が高い。男性は結果について「驚いたが、すでに結果が出ていて騒いでも仕方がない」と話しているという。

1票も獲得できなかった男性だが、韓国で報じられたこのニュースには400を超えるコメントが寄せられている。中では「自分でも驚いたって…なんだかかわいい」「自分の名前すらちゃんと書けないなんて、どれだけ緊張してたの?」「自分では自分の名前を書いたつもりが、他人には読めなかったんだね」など男性を気遣うような声が多数の共感を得たほか、「家族や知人の誰も投票しなかったということか。明日からの家族仲が心配」「友達とはもう絶交かな」と心配するコメントや、「自分に投票したと言ってるんだから、これは不正選挙だ」「開票で何か操作したのがこれでばれちゃったね」との指摘も目立った。

また、有権者が候補者のリストにスタンプを押し投票するほか、電子投票も行われている韓国の選挙と比べ、「だから記名投票は良くないんだよ」「紙に候補者の名前を書いて投票するなんて、未開の極致だ」と批判するコメントも。ただ一方で、「日本の選挙の仕方は韓国より良さそうだ。少なくとも、自分の名前をちゃんと書けない人は選ばれないから。韓国は、まともに話もできない人を大統領にしてしまったじゃないか」と、日本の投票様式を評価するコメントも少数ながらみられた。(編集/吉金)