G大阪、自力突破消滅…遠藤のPK失敗響きアデレードと3-3のドロー《ACL2017》

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▽ガンバ大阪は25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017のグループH第5節でアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)をホームに迎え、3-3のドローに終わった。

▽第4節終了時点で1勝3敗の勝ち点3で最下位に沈むG大阪。引き分け以下に終われば敗退決定の可能性もはらむ一方で、残り2試合で連勝すれば自力突破の可能性も残す中、今節は勝ち点1差で2位のアデレードをホームで迎え撃った。

▽長谷川監督は、21日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節の大宮アルディージャから先発を2名変更。泉澤、赤崎に代えて、遠藤と長沢を起用した。また、大宮戦を負傷欠場のアデミウソンとファビオがベンチスタート。現状のベストメンバーを揃えて、大一番に挑んだ。

▽大宮戦と同様に中盤ボックス型の[4-4-2]を継続したG大阪は、序盤から試合の主導権を握りにかかると、セットプレーのチャンスを獲得。6分、遠藤の左CKからニアサイドに飛び込んだ長沢がヘディングシュートを流し込み、勝利必須のG大阪が幸先良く先制に成功した。

▽長沢の今大会2ゴール目で均衡を破った大阪は、続く12分に追加点。バイタルエリア右外でボールを受けた堂安がGKの立ち位置を確認してワンステップで左足を振り抜く。鋭い弾道のシュートはやや中央に寄っていた相手GKが追い付けないスピードでゴール右隅に突き刺さった。

▽その後、アデレードの攻撃に粘り強い対応を見せていたG大阪だが、やや全体的に運動量の低下が目立ってきた43分に、金正也がピッチに足を取られてスリップ。ディアワラに右サイドからクロスを許し、シリオに右足ダイレクトでネット揺らされ、1点差に詰め寄られた。

▽1点リードで試合を折り返したG大阪。前半の終盤に引き続きプレスをかけきれず、相手に押し込まれる苦しい立ち上がりを強いられる。すると、54分にはオドハーティにミドルシュートを叩き込まれて、アデレードが同点。2点を先行していたG大阪はアデレードに追いつかれてしまう。

▽そういった苦しい状況の中、G大阪は56分に藤本とのパス交換でボックス右に抜け出したオ・ジェソクがガルーチョからファウルを受けてPKを獲得。しかし、キッカーに名乗りを上げた遠藤が右足シュートを枠内に飛ばせず、勝ち越しのチャンスを不意にする。

▽悪い流れを断ち切りたいG大阪は、67分に藤本を下げて泉澤、75分に遠藤を諦めてアデミウソンを投入。すると、77分にオ・ジェソクが右サイド敵陣深くからクロスを中央に入れる。これにニアサイドで反応した長沢のヒールシュートが相手に当たって角度か変わり、ネットを揺らした。

▽長沢の2ゴール目で勝ち越しに成功したG大阪は、守備固めとしてファビオをピッチを投入するが、後半アディショナルタイムに自陣右サイドでFKのチャンスを献上すると、ディアワラにヘディングシュートを決められて痛恨のドロー。自力でのグループステージ突破の可能性が消滅した。

▽なお、別会場で行われる江蘇蘇寧(中国)vs済州ユナイテッド(韓国)で済州が勝利した場合、G大阪に敗退決定の可能性が浮上。5月9日開催の最終節では、わずかなグループステージ突破の可能性に懸けて、済州とのアウェイゲームに臨む。