シリア北西部の反体制派支配地域で、空爆により破壊された車やがれき(2017年4月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】シリア北東部で25日早朝、トルコ軍がクルド人民兵組織に対し空爆を実施し、18人が死亡した。在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が発表した。

 同監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は死者数を当初発表していた3人から18人に修正するとともに、死亡したのはクルド人民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」の兵士と報道官らだと明らかにした。

 またYPGも声明を発表し、情報・通信関連施設および軍事関連施設の入ったYPGの基地に対し広範囲の空爆が行われ、死傷者が発生したと認めた。死傷者数は明らかにしていない。

 トルコが隣国シリア領内に空爆を行うのは、今年3月に完了を発表した軍事作戦以来とみられる。またトルコは同日、イラク北部でもクルド系武装組織に対する空爆を行い、クルド人治安部隊の隊員6人を殺害したとみられている。

 トルコ軍はシリア北西部とイラク北部への空爆について「わが国を標的にするテロリストの潜伏場所を破壊するため」に行ったと主張している。
【翻訳編集】AFPBB News