自らハンドルを握って、ぶらぶらとドライブするのが趣味という、タレントの夏江紘実さん。真性クルマ好き女子が、女子力アップのために、次の愛車候補をチェック中!

相変わらず「5ナンバーサイズの国産4ドアセダンLOVE!」な夏江ですが、雑誌やウェブのお仕事でいろんなクルマに試乗させてもらっています。

なかでも最近気になっているがフランスの「ルノー」。このコーナーではカングー、トゥインゴと立て続けに紹介していますが、いよいよ真打ちの登場です。

マイナーチェンジで顔つきが一新されたルーテシア。本国フランスではVWのポロやプジョー208など並み居るライバルを押えてもっとも売れているBセグメントのコンパクトカーで、1.2L直4ターボエンジンを積んだインテンス、ゼン、注文生産のアクティフのほか、0.9Lの直3ターボエンジンを搭載した100台限定の5速マニュアル車「S MT」、スポーティな走りが魅力のGT、モータースポーツで培ったテクノロジーを注いだルノー・スポールまで幅広いラインアップ。

ちなみに撮影車はマイナーチェンジ前のゼンで、ボディカラーはブルー ドゥ フランス(編集部注:現行モデルへの設定はありません)。現行モデルのカラーバリエーションはソリッド×2、メタリック×4の6色から選べます。

ゼンとアクティフの内装色は1タイプのみ、インテンスはボディカラー別にダッシュボードやドアトリム、シートの色を組み合わせた3タイプを設定。

運転に必要な機能と装備をドライバーが見やすく使いやすい位置にレイアウトとしたシンプルなコクピットまわりですが、飛行機の翼をイメージさせる、躍動感あふれるダッシュボードのデザインはカッコいいですね。

メーターまわりもすごく凝っていて、左側のタコメーターと右側の燃料計をそれぞれクロームのリングで囲い、それを真ん中に配した楕円形リングのスピードメーターでつなげて視認性を高めています。メーターにも遊び心を持たせるなんて、さすがは「アートの国」のクルマらしい発想です。

エアコンのスイッチやエンジンのスタートボタンがスッと手が届く位置にあって、初めて乗る人でも戸惑わずに操作できるのはうれしいですね。サイドブレーキも流行りの足踏み式やスイッチ式じゃなくて、昔ながらのレバー式というのがいいじゃないですか。

唯一気になるのはカード型キー。スマートな形でバックに入れても邪魔にならないのはいいのですが、見た目がチープなのが気になります。

パワートレインはインテンス、ゼン、アクティフが1.2Lの直4ターボに6速DCTの組み合わせ、S MTは0.9Lの直3ターボに5速MTの組み合わせ。ベーシックなアクティフにもESC(横滑り防止装置)やバックソナー、クルーズコントルールが付いています。

ルーテシアのようなBセグメントのハッチバックはヨーロッパでは自動車メーカーの「看板モデル」なので、幅広いユーザーに受け入れられなければなりません。必然的に実用性重視でデザインも無難に…となるはずですが、ルノーは売れセンのクルマでも「守り」に入らず、コンセプトカーのデザインを取り入れるなど「攻め」の姿勢を貫いています。

これぐらいキャラクターが濃くないとデザインにうるさいパリジャン&パリジェンヌには受け入れられないということでしょうか。

ボディラインがグラマラスで、リヤドアのハンドルもデザインを崩さないために目立たなくするなどカッコよさを優先した結果、リアシートはボディサイズ(全幅1750弌砲粒笋砲舛腓辰肇織ぅ箸糞いします。天井が低く、窓も小さいのでそう感じるのかな。

5人乗りだからファミリーでも使えるけれど、あくまで「フロントシートがメイン」と割り切っているように感じられます。

夏江的にカッコいいなと思ったのは「挿し色」の使い方ですね。ドアのモールやバンパーのガーニッシュ、ミラーをボディと同色にしないで、ブラックやグレー、メッキをアクセントに加えることで引き締まって見えます。

夏江がセダン好きな理由はトランクとキャビンが隔てられているから。車内が荷物でごちゃごちゃするのが嫌いなんです。それでも、リヤゲートがガバっと開いて大きな荷物を楽に積み下ろせるハッチバックはうらやましいですね。

ルーテシアはデザイン優先なので国産車と比べると開口部は狭いですが、クラス最高水準の300Lのラゲッジルーム容量を確保しています。

リアシートは6:4分割可倒式で、前倒しにすると1146Lまで容量アップ。身長162cmの夏江がスッポリ収まるサイズですが、ラゲッジと前倒しにしたリアシートの段差が少し気になるかなぁ。国産車だとココがフラットになって、フロントシートも倒せば車中泊ができる…なんて使い方は背の高いフランス人はやらないでしょうけど。

さて、ルーテシアの女子力アップ度ですが、あらゆる部分で無難な国産コンパクトやブランドバリューのあるドイツ車ではなくフランス車、それもルーテシアを選ぶ時点でかなり「お目が高い!」と思ってもらえそうです。

ファッションと同じように周りの意見やトレンドに流されず、クルマ選びにもポリシーを貫く女子って素敵じゃないですか?マイナーチェンジでフロントフェイスがよりシャープで引き締まった顔になりましましたが、アンダー200万円〜というプライスを実現しているのは魅力的。

ベーシックだけど安全装備が充実していて、いかにもフランス車らしいソフトでコシのある乗り心地を味わえます。ぜひ一度ディーラーで試乗して他の輸入車や国産車との違いを体感してもらいたいですね。

実はルーテシア、夏江ちゃんの取材と前後するように、マイナーチェンジを受けました。変更点を紹介しましょう。

もっとも変化したのがフロントマスク。マイナーチェンジ前はルノーブランドのアイデンティティである「ロザンジュ」エンブレムを際立たせたフロントグリルや、ブラックのベゼルにクロームメッキのアクセントを加えたヘッドランプが印象的でしたが、インテンスとゼンのヘッドランプがフルLED化されシャープで引き締まった顔つきに。

フォグランプ付近の造形がF1マシンのフロントウイングをイメージさせる、抑揚の効いたデザインに変更されよりスポーティになりました。

インテリアでは自動防眩ミラー、LEDマップランプ、サンバイザーランプが追加され、ナイトドライビングでの使い勝手が向上。インテンスはシートのデザインが一新され、ベロア調のファブリックレザーとレザー調コンビシートがプレミアムな雰囲気を演出します。

装備も充実。従来はインテンスのみに設定されていたバックソナーがアクティフにも標準装備になり、スマートフォンと接続してカーナビや電話、音楽メディア、オンボードコンピューターの操作や表示を行える「R&Go」がゼンでも利用できるようになりました。

ボディカラーはマイナーチェンジ前のイメージカラーだったルージュ フラムMに代わって、ルージュ ドゥ フランスMを新設定。

トピックは新グレード「アクティフ」の設定。ヘッドランプはインテンスやゼンのフルLEDからハロゲンに改められ、ステアリングはウレタン素材、16インチアロイホイールをシルバー塗装にすることで199万円というリーズナブルなプライスを実現。その他のグレードも装備を充実させながらマイナー前に比べてプライスダウンしています。

「S MT」は0.9Lの直3ターボエンジンと5速MTを組み合わせた限定モデル。装備内容はアクティフをベースにしていて価格は199万円。100台限定販売です。

(文:湯目由明/モデル:夏江紘実/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)

■夏江紘実(かえ ひろみ)

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中の紘実チャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万劼鯆兇┐襪曚匹離疋薀ぅ峭イで、道の駅巡りにもハマっている。

【関連リンク】

ルノー・ルーテシア
http://www.renault.jp/car_lineup/lutecia/

夏江紘実
http://ameblo.jp/6363117/

ルーテシアを選んで、「お目が高い!」と言われて女子力アップ!【夏江ちゃんの次のクルマ選び!! Vol.08】」(http://clicccar.com/2017/04/25/466838/)