25日、環球時報は、シンガポールのSNSサイト上で「中国産のニセ卵が見つかった」との情報が流れて物議を醸したことを報じた。資料写真。

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2017年4月25日、環球時報は、シンガポールのSNSサイト上で「中国産のニセ卵が見つかった」との情報が流れて物議を醸したことを報じた。

先日、あるネットユーザーが「カフェで卵を食べたら、中国のニセ卵だった」とする動画をSNS上に掲載した。このユーザーによると「黄身が異常に固く、卵白は水のようで、ひどい味。ニセ卵のようだ」とのことだが、「中国産」とした理由は単に「カフェの店員がみんな中国人だったから」という強引なものだったという。

この動画は3日間で5000人余りが転載し、26万人以上が視聴するほどの注目を集めた。しかし現地メディアの態度は冷静で「この情報で正しいのは、カフェが本当にあるということだけだ。シンガポールの食品当局のサイトを調べると、中国からは生の鶏卵を輸入しておらず、オーストラリア、日本、マレーシア、ニュージーランド、スウェーデン、タイ、米国からしか輸入していないことが分かる」などと伝えている。

また、現地のサイトによると、食品当局が直ちに調査に乗り出し、「卵は本物で、マレーシア産」との結論を出した。当局に情報を否定された当事者のネットユーザーは、24日に書き込みを削除。「われわれが暮らす社会の多くのものはニセモノだ。人々の警戒を強めたかっただけだ」とその理由を説明しているという。

記事によると、シンガポールではしばしば中国の食品に関する風説が流されており、先日も「中国産ニセのり」という根拠のない情報が出現したという。(翻訳・編集/川尻)