「日本におけるイタリア年」をきっかけに、2001年から始まった「イタリア映画祭」が間もなく開催される。今年で第17回を迎えるこの映画祭は、毎年1万人以上もの観客が訪れており、ゴールデンウィーク恒例のイベントとして着実に根付いている。今年は4月29日(土)から5月6日(土)に実施。今からカレンダーを空けておこう。

『いつだってやめられる ― マスタークラス』

イタリア版『ブレイキング・バッド』と呼ばれ大ヒットした『いつだってやめられる』の続編。前作に続き素人ギャング7人が登場。前作では警察から追われる立場だったが、今回は警部から新しいドラッグの蔓延を防ぐよう秘密裏に要請され、新たな仲間とともに敵に立ち向かう。

今回上映されるのは、2016年以降に製作された日本未公開の新作が15本。シリアスドラマからサスペンス、アクションコメディ、ラブストーリーまで、粒ぞろいの作品がずらりと揃っている。

加えて、新作と関連があり、過去の映画祭でも人気が高かった『夜よ、こんにちは』(2003)や、『カテリーナ、都会へ行く』(2003)、『いつだってやめられる』(2014)など、計5本がアンコール上映されることも決定(東京会場のみ)。

気になる作品ラインナップや詳細は、公式サイトでチェック。チケットは既に発売中なので、急いでゲットを! 誰より早く新作を劇場で堪能しよう。

『ジュリアの世界』

厳格な家庭で育ったジュリアと、刑務所から出社したばかりのリベロ。まったく住む世界が違うふたりが出会い、確固としたジュリアの世界が揺らぎ始め……。

「イタリア映画祭2017」

会期:2017年4月29日(土・祝)〜5月6日(土)

会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 マリオン11階)

料金(全席指定)/前売り券(日時指定)

<一般>一回券 1,450円、アンコール上映作品一回券 1,200円

<学生・60歳以上>一回券1,350円、アンコール上映作品一回券 1,100円

当日券

<一般>一回券 1,700円、アンコール上映作品一回券 1,500円

<学生・60歳以上>一回券 1,600円、アンコール上映作品一回券 1,400円

tel. 050-5542-8600(ハローダイヤル、4月28日まで)03-3240-1200(会場、会期中のみ)

「イタリア映画祭2017大阪」

会期:2017年5月13日(土)〜14日(日)

会場:ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)

料金(全席指定)

<一般>前売り一回券 1,300円、当日一回券 1,600円

<学生・60歳以上>前売り一回券 1,200円、当日一回券 1,500円

tel. 050-5542-8600(ハローダイヤル、5月14日まで)

text. Rumi Totoki