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掃除機購入前に知っておきたい3つのルール



RULE01

 

ズボラ派、それともじっくり派? パワーとコンパクト、どっちを重視する?

掃除機選びの際は、自分の掃除スタイルが重要になります。普段から少しずつ掃除するなら、断然手軽なのはコードレス。ただし、コードレスは長時間駆動タイプでも45分程度の運転時間。このため、週末などに家中をじっくり掃除するならキャニスター式をおススメします。また、ボタンひとつで部屋を掃除するロボット掃除機も人気ですが、片付いていない部屋では使えないので注意しましょう。



広いエリアの掃除には「自走式」が便利

最近は、ヘッド内でブラシがモーターにより回転する「パワーブラシ」タイプの掃除機が主流。ブラシの回転力でヘッドが自動的に前進する「自走式」ヘッドなら軽い力で掃除ができる。

 

RULE02

 

サイクロン式と紙パック式のメリットとデメリットを知ろう

掃除機のゴミ収集タイプには、サイクロン式と紙パック式があります。最近は高機能掃除機の多くがサイクロン式を採用しています。このため、サイクロン式のほうが清掃性が高いと思われがちですが、実は「どちらが吸引力が大きい」というものではありません。ただし、サイクロン式のほうがこまめにゴミを捨てる必要がある分、手間はかかりますが吸引力が落ちにくい製品が多いのも事実です。

サイクロン式

【メリット】

ランニングコストがかからず経済的。ゴミがある程度溜まっても吸引力が落ちにくい。

【デメリット】

貯められるゴミの量が少なめで、ゴミ捨て頻度が多い。ゴミ捨て時にホコリが舞いやすい。

 

紙パック式

【メリット】

一度にゴミを貯める量が多め。ゴミを見ることなく簡単に捨てられ、ホコリも舞わない。

【デメリット】

紙パックのランニングコストがかかる。ゴミが溜まるのに比例して吸引力が落ちやすい。

 

RULE03

 

2WAYタイプや専用ヘッドをチェック!

掃除機で「どこまで掃除をしたいか」によっても選択する製品が変わります。たとえば、布団掃除にも使用するなら、掃除時に布団カバーを巻き込みにくい「布団用アタッチメント」を付属する製品を選びたいところ。また、ハンディ掃除機としても使用できる2WAYタイプなら、一台で床掃除から高い場所、車内掃除までオールマイティにこなせます。収納場所が少ない家庭にはうれしい機能です。


絨毯やフローリングなど、床材に合わせてヘッドを交換できる製品も。特化型のヘッドならより高い清掃性が期待できます。


布団用や高所用など付属品もさまざま。掃除機によっては、同スペックながら、付属品だけが異なるモデルも存在します。


最近は掃除機に後付けできるヘッドも登場しています。写真は掃除機に装着することで、水洗いが可能になるヘッド「スイトル」。

掃除機に「全部入り」はない。重視する機能を厳選しよう



残念ながら、現在のところ欠点のない理想的な掃除機は存在しない。このため、掃除機選びで最も重要になるのは、自分が掃除機に求めるものを明確にすることだ。たとえば、本体のコンパクトさを追求すれば、ダストカップも小さくなり「ゴミを捨てる手間」は増える。もちろん、モーターを小さくすることで、吸引力にも影響があるだろう。つまり、掃除機はひとつの機能を追求すれば、他方を犠牲にせざるを得ないトレードオフの関係にあるともいえる。

一般的に「しっかり掃除したい」という人におすすめするのはキャニスター式。長時間しっかりと掃除をするのに向いているうえ、吸引力もキャニスター式のほうが高いことが多い。そして、本体を床に置いて掃除するため、掃除時は意外にも疲れにくい。一方、収納スペースが少なく、省スペース性が求められる、あるいは、階段などが多く掃除機を持ち運んだり、電源コードを頻繁に差し替える必要がある家なら、コードレスのほうが便利に使えるだろう。

もちろん、両タイプの掃除機を購入し、シチュエーションによって使い分けてもよい。このような使い方も、自分の生活スタイルや、収納場所の有無などで判断してほしい。

あなたのライフスタイルに最適な掃除機はこれ!



家具の多い部屋で使いたいなら

 



日立

ミニマル RV-DX1

実勢価格:10万5460円

ロボット掃除機を選ぶ際は、充電時に必要なスペースも重要。ミニマルは高機能ながら本体サイズが直径25cm、高さ9.2cmとコンパクト。充電時も圧迫感がなく設置しやすい。

 


本体サイズが小さいので、リビングの椅子の脚の間でもスイスイと掃除する。物が多い家庭でも比較的使いやすいロボット掃除機だ。

 

床以外の掃除も重視するなら

 



エレクトロラックス

ergorapido Lithium Bed Pro Power

実勢価格:5万1710円

ワンタッチでコードレスハンディ掃除機にもなる2WAYタイプ。スティック式で家の掃除はもちろん、車内掃除にも力を発揮する。また、用途にあわせて6種類もの豊富なアクセサリーも付属する。

 


除菌効果のあるUVライトを搭載した布団用ヘッドも付属。コードレススティック、ハンディ、布団クリーナーの1台3役として活躍する。

 

掃除の手軽さを重視したいなら

 



シャープ

RACTIVE Air

EC-A1R

実勢価格:6万1430円

ヘッド込みで重量1.5kgと、コードレス掃除機のなかでも非常に軽量。このため床だけでなく、ホコリの溜まりやすいエアコンや棚の上など、高い場所の掃除をしても疲れにくい。

 


本体上部にはラバー製のフックを搭載。椅子や机、壁など、どんな場所にもサッと立てかけられる。このため、掃除の中断や再開も手軽だ。

 

家中じっくり掃除をしたいなら

 



ダイソン

Dyson Ball

Animal+Fluffy

実勢価格:8万770円

「吸引力が変わらない」でおなじみのダイソンのキャニスター式掃除機。2種類のヘッドを付属しており、フローリング、カーペットともに強力にゴミを掻き出して吸引する。

 


ボール型の本体なので、小回りが利いて取り回しがしやすい。軽い力で障害物や家具を避けれ、疲れにくいのも特徴だ。

 

 

文/倉本春

※『デジモノステーション』2017年5月号より抜粋

掃除機のスペシャリストはこの人!

家電ライター 倉本春さん

パソコン雑誌編集者からドッグカフェオーナーシェフという異色の経歴をもつ家電ライター。製品レビューや新技術の解説記事などを得意とする。

 

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