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マクロミルは4月25日、保育士を対象に実施した「保育園問題」に関する調査結果を発表した。調査期間は4月14日〜15日、有効回答は現在保育園で働いている・過去に保育園で働いていた保育士資格保有者300人。

○保育士の給与、理想と現実に差

現在保育園で働いている保育士(150人)のうち、保育園で「働き続けたい」と答えた割合は78.7%。一方、「あまり働き続けたくない」は16.7%、「辞めたい」は4.7%だった。

保育園で働き続けたい理由としては、「子供が好きだから」が圧倒的に多く79.7%、次いで「やりがいを感じるから」「子供の成長に携われるから」が同率の54.2%、「保育士に誇りを持っているから」が36.4%と続いた。

過去に保育園で働いていたが、現在は働いていない有保育士資格者(150人)のうち、今後保育園で「働きたい」と答えた割合は半数以下の42.0%。「あまり働きたくない」は20.7%、「働きたくない」は12.0%だった。

保育園で働くのを辞めた理由を質問すると、「給与が安すぎる」「労働時間と給与が見合っていない」といった『給与』に関する理由が47.3%で最多。以下『専業主婦・夫になった』が45.3%、「労働時間が長すぎる」「なかなか休みが取れなかった」などの『労働問題』が34.7%だった。

保育士・保育園に関わる話題について尋ねたところ、保育士が「問題だ」と答えた割合が最も多かったのは「保育士の給与水準が低い」で93.7%。次いで「保育園で乳幼児の死亡事故が起きることがある」が87.0%、「待機児童問題」が85.0%と続いた。

公務員・会社員として働いている保育士に、現在の働き方における"理想の給与額"と"実際の給与額"を聞くと、理想の平均給与額は月28万882円だったのに対し、実際は19万1,176円と、約9万円もの差があった。

(御木本千春)