皆さんはミネラルウォーターを飲んでいますか? ウォーターサーバーを置いている人も、冷蔵庫に常備している人も、外出先でなんとなく買う人も、そのお水がどんな水なのか、体にどんな効果があるのか知りたいと思いませんか? 知っているようで知らなかった、ミネラルウォーターの違いについてご紹介します。

ミネラルウォーターは4つに分類される

ミネラルウォーターって、ミネラルが入っているなら全てミネラルウォーターだと思っている人が多いようです。しかしミネラルウォーターと言っても実は細かく4種類に分けることができるのです。

●ナチュラルミネラルウォーター

特定の天然水源から採水された地下水を原水とし、加熱殺菌・除菌・ろ過以外の処理をしていないものをいいます。岩石や地層から鉄やマグネシウムなどのミネラル成分が溶解しているものをナチュラルミネラルウォーターと記載できる、と農林水産省の品質表示ガイドラインでは定義しています。

●ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターと同じ地下水にオゾン殺菌や紫外線殺菌、ミネラル調整やブレンドなど、水の品質に手を加えているものをミネラルウォーターといいます。

●ナチュラルウォーター

特定の天然水源から採水された地下水で、加熱殺菌・除菌・ろ過以外の処理をしていないという点は、ナチュラルミネラルウォーターを同じですが、ミネラル成分が入っていないものをナチュラルウォーターといいます。

●ボトルウォーター

日本製のミネラルウォーターは、殺菌することが義務付けられているためナチュラルミネラルウォーターも殺菌されているものになります。しかし水源自体に厳しい基準が設けられ確実に保護されているヨーロッパでは、殺菌したものはナチュラルミネラルウォーターとは認められていません。

同じ天然水でもこんなに違う!
ミネラルウォーターの硬度とは?

ミネラルが入ったミネラルウォーターは、ミネラル成分の含有量によって軟水と硬水に分けられます。この定義も国や会社によってばらつきがありますが、WHO(世界保健機構)の定義では、硬度(カルシウムやマグネシウムなどミネラルの含有量)120mg/L未満が軟水、120mg/L以上が硬水となっています。日本では硬度100mg/Lで軟水と硬水を分けています。たとえば、サントリー南アルプスの天然水は硬度30mgの軟水ですが、北海道黒松内銘水のアルカリ天然水は硬度105mgでやや硬水になります。同じサントリーでも阿蘇の天然水は硬度80mgで軟水でも少し硬水寄り。この硬度の違いは味や飲みやすさの違いともいえます。日本の水は軟水が多いため慣れ親しんだ味で、口当たりが柔らかくさっぱりしています。海外のミネラルウォーターに多い硬水は重たく、のど越しがしっかりして飲みごたえがあります。

ミネラルウォーターの選び方

水代わりに飲むのであれば、飲みやすくコーヒーやお茶を淹れても美味しくなり、適度にミネラルも摂れる軟水が良いでしょう。国産のミネラルウォーターでは、先ほどの黒松内銘水以外は硬度11〜80mgの軟水です。お料理にも使いやすいです。ダイエットや便秘解消のために飲むのなら、海外のミネラルウォーターがおすすめ。マグネシウムが多いContrex(コントレックス)、Coourmayeur(クールマイヨール)は硬度が1000を超えるため飲みにくいお水ですが、便秘がちの人にはオススメです。日本ではラベルに「天然」「自然」と記載できるのはナチュラルミネラルウォーターかナチュラルウォーターのみとなっています。

このほか、アンチエイジングにも効果があるとされるシリカウォーター、深海から汲み上げた海藻深層水などもミネラル豊富なミネラルウォーターです。安いものなら1本100円以下もあるミネラルウォーター、ジュースをやめてお水にしてみませんか。お水にこだわることも健康にとって大切なことですよ。


writer:しゃけごはん