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XYZプリンティングジャパンは、光造形方式3Dプリンターの最新モデル「ノーベル1.0A」、ノーベルシリーズ専用の「フレキシブルレジン」、溶解後に灰や残留物が残りにくい「キャスタブルレジン」を、5月8日より同社直販サイト、家電量販店、販売代理店、Amazon、楽天、ヤフーのECサイトを通じて販売を開始する。価格は「ノーベル1.0A」が32万4000円、「フレキシブルレジン」は2万7800円、「キャスタブルレジン」は3万2800円(価格はすべて税別)。

「ノーベル1.0A」は、感光性樹脂を使ったUV光造形法により成形する光造形方式3Dプリンター。レーザーエンジンの精度(X/Y軸)が130ミクロンと造形精度が向上。これにより、複雑で細かなデザインをより正確に出力できるのに加え、印刷速度も速くなっている。

また、3Dプリンター本体で印刷スピードの確認やレジンの残量をいつでも参照できるほか、適切なレーザーパラメータの自動設定やレジンの自動充填ができるので、複雑な操作は不要だという。さらに、印刷の際にサポート材が必要な場合は自動的に分析し、デザインを正確に具現化することができるほか、光硬化性樹脂、フレキシブルレジンやキャスタブルレジンにも対応し、さまざまなニーズに応えるとしている。

一方、「フレキシブルレジン」は、薄い構造を印刷すると変形させても元に戻るなど、造形物に弾性と豊かさを与えることができるほか、圧力に強いため中身のつまった造形物を印刷すると力を吸収する造形物となり、クッションや印鑑など今までにない特長を備えた製品の開発に適している。さらに、レジンボルトに装着された専用チップを通じてレジンの種類や残量を把握し、印刷時はフレキシブルレジンに最適なパラメーターで印刷され、微細な構造を実現するという。

そして「キャスタブルレジ」は、性質がロウに近いために溶解後は灰や残留物が残りにくく、直接にロストワックス鋳造(lost-wax casting)として使用できるため、伝統製法の原型製作手順を省けるということだ。

「ノーベル1.0A」の仕様は、本体サイズ幅280×奥行345×高さ590mm、重量9.6kg(500gのレジンを梱含む)、最大印刷範囲幅128×奥行128×高さ200mm。分解能X/Y軸は0.13mm、プリント方式は光造形(Stereolithography Apparatus; SLA)方式、印刷材質は光硬化レジン、出力ピッチは0.025、0.05、0.1mm、コネクタはUSB 2.0で、2.6インチ液晶ディスプレイを搭載する。対応フォーマットはSTL、XYZ Format、ソフトウェアは「XYZware_Nobel」、対応OSはWindows 7以上、Mac OS X 10.8以上。

なお、5月17日〜19日に東京ビックサイトで開催される教育分野における日本最大の専門展「教育ITソリューションEXPO」に展示されるという。同社ブースは、東京ビックサイト2階 西3ホール 小間番号:14-9。

(早川厚志)