25日、毎日経済新聞によると、中国環境保護部の陳吉寧部長は2016年度の環境保護状況に関する報告書の中で「全国的に見て環境の質は上向いたが、一部地域やある期間において状況の悪化が見られた」と指摘した。写真は大気汚染発生時の北京。

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2017年4月25日、毎日経済新聞によると、中国環境保護部の陳吉寧(チェン・ジーニン)部長は前日発表した16年度の環境保護状況に関する報告書の中で「全国的に見て環境の質は上向いたが、一部地域やある期間において状況の悪化が見られた」と指摘した。

陳部長によると、全国338都市で2016年に観測された微小粒子状物質PM2.5の平均濃度は1立方メートル当たり47マイクログラム、PM10は82マイクログラムでそれぞれ基準値を34.3%、17.1%上回った。

同部長は昨年見られた大気の質の特徴として「全体的な改善」「一部地域や一定期間における汚染の深刻さ」を挙げており、「優良」と判断された日数の割合が前年に比べ2.1ポイント増えたこと、北京・天津・河北エリア、長江デルタ、珠江デルタのPM2.5平均濃度がいずれも前年より下がったことなどを説明する一方、河南、北京、河北、山東で「優良」の日数が6割に満たなかった点、山西、江西、安徽、陝西などでは「優良」が減った点などを指摘した。

また、暖房の一斉供給時期に当たる11月15日から12月末までに北京・天津・河北エリアのPM2.5濃度が非供給時期の2.4倍の135マイクログラムに急上昇したことにも言及。12月だけで5回も重度の大気汚染が発生したという。(翻訳・編集/野谷)