24日、韓国・SBSは、冷蔵庫で保管しているごま油など植物油が原因で、冷蔵庫の棚が割れてけがをする事例が発生したと報じた。写真はごま油。

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2017年4月24日、韓国・SBSは、冷蔵庫で保管しているごま油など植物油が原因で、冷蔵庫の棚が割れてけがをする事例が発生したと報じた。

韓国料理にはごま油やエゴマ油が多く使われるが、韓国の家庭ではこうした油を冷蔵庫に保管する人も少なくない。しかしこのほど、サムスン電子の最高級冷蔵庫「シェフ・コレクション」を購入して1年半になるというある家庭で、プラスチック製のドアポケットにごま油などを入れて置いたところ、プラスチックが割れて角の部分が落下し家族が足をけがしてしまった。サムスンのサービスセンターに問い合わせてみると、「植物油がドアポケットに付着すると反応が起こり、通常より早く破損すると報告されている」との答えが返ってきたそうで、被害家族は「主婦は油を冷蔵保管する習慣があるのに…」と困惑している。

問題の冷蔵庫のドアポケットはポリスチレンでできており、専門家は「ポリスチレンはごま油やオリーブオイルなど植物油に長く接触していると、膨らんだり変形したりする可能性がある」と指摘している。しかし取扱説明書にはこれに関する注意書きがなく、サムスンに正式に受け付けられた苦情だけでもこれまで10件余りに達するという。サムスンは今年からポリスチレンの使用を中止しており、油による棚の破損については「無償修理する」と明らかにしている。

報道を受け、韓国のネットユーザーからは「油のせいで棚が割れるの?そんなことってある?」「特にエゴマ油は冷蔵保管しなきゃいけないのに、ドアポケットがいとも簡単に破損するなんて…冷蔵庫じゃなくて凶器じゃないか」など驚きを隠せないといったコメントや、「サムスンらしい回答に敬意を表します」「説明書に明記すべき。名前だけの『サムスン製品』だ」「普通は自発的にリコールするよね?」とサムスン電子への非難の声が続出している。

その他、実際に問い合わせたというユーザーが「ふざけるな。去年の12月に同事例でサムスンの本社にまで電話したけど、『本人のミスだから修理は有料』と言われた」と怒りをあらわにする一方で、「韓国企業は国民をばかにし過ぎ」「米国だったら巨額の補償ものだね」と韓国の風潮を嘆くコメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)