Googleは2015年のGoogle I/Oで簡易VRヘッドセット「Cardboard」や、VRプラットフォーム「Jump」を発表しました。Jumpでは「Jump対応カメラ」の第1弾として、16台のGoProを連結させた「Google Jumpリグ」などが発表され、比較的低コストで360度動画を撮影できるアプローチがとられました。そして新たにJump対応カメラ第2弾として17台の4Kカメラを連結させた「YI HALO VR Camera」が登場し、クリエイターが無料でJumpカメラなどの制作ツールをゲットできるプログラム「Jump Start」が発表されました。

YI HALO VR Camera | YI Technology

https://www.yitechnology.com/yi-halo-vr-camera

Introducing the next generation of Jump

https://blog.google/products/google-vr/introducing-next-generation-jump/

YI Technologyが発表した新型360度動画撮影カメラ「YI HALO VR Camera」は、約3.6kgとどこにでも持ち運べる重さで、100分間の長時間撮影を可能にするバッテリーを内蔵しています。本体のタッチディスプレイから操作できるほか、専用のAndroidアプリとWi-Fiで連携することで、ライブビューを備えたリモートコントロールが可能になります。YI HALO VR Cameraでは「8K×8K/29.97fps」「6K×6K/60fps」の高画質で360度動画を撮影可能となっています。



Jump対応カメラ「GoPro Odyssey」と異なる点は、より軽量なことと、天面にも上部を撮影するカメラを備えていること。VRコンテンツメーカー・VR Playhouseのプロダクションディレクターであるデリン・ターナー氏は「YI HALO VR CameraとJumpは、市場で最も簡素で扱いやすい機材とプラットフォームです」と話しています。



Androidアプリのライブビューはこんな感じ。



サイズは28.7cm×28.7cm×19.2cm



YI HALO VR Camera本体のほか、タッチディスプレイコントローラー、バックアップ用カメラ×2台、バッテリー、Bluetoothコントローラー、充電用ケーブル、ドライバーなどが同梱されています。



実際にYI HALO VR Cameraでどんな360度動画を撮影できるのかは、以下のVRヘッドセット対応のムービーを見るとよくわかります。

Introducing YI HALO - the next generation Jump camera - YouTube

なお、YI HALO VR Cameraは2017年夏に市販がスタートする予定で、The Vergeによると価格は1万6999ドル(約186万円)。YI HALOのウェブサイトに登録しておけば、一部のクリエイターに事前提供が行われる可能性があるとのことです。

YI HALO VR Camera | YI Technology

https://www.yitechnology.com/yi-halo-vr-camera

また、Googleは「プロレベルの360度動画を作りたいけど機材をそろえる経済的余裕がない」というクリエイターや映像制作会社に向けて、Jump対応カメラとVR制作ソフトウェアなどを100組限定で無料提供する「Jump Start」プログラムの利用者の募集をスタートしました。募集期間は2017年5月22日までとなっており、以下のページから応募することができます。

Jump Start - Google VR

https://vr.google.com/jump/start/