犯罪実録物のコラボを「真剣に検討中」 写真:AP/アフロ

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 巨匠マーティン・スコセッシ監督とタッグを組んで名作を生み出してきたロバート・デ・ニーロとレオナルド・ディカプリオが、犯罪実録物の長編映画でコラボレーションを果たす可能性が浮上した。

 米Deadlineによれば、3人が「真剣に検討中」なのは、4月20日に出版されたばかりのデビッド・グラン氏のノンフィクション書「Killers Of The Flower Moon: The Osage Murders And The Birth Of The FBI」の映画化プロジェクト。どのように携わるのかは現時点では不明だ。マカオのカジノ開業を祝うために制作された短編フィルム「オーディション」(2015)でスコセッシ監督がメガホンをとり、デ・ニーロとディカプリオは共演を果たしたが、長編映画で3人の顔合わせが実現するとなれば大きな話題を呼ぶことは必至だろう。

 原作は、1920年代に米オクラホマ州の先住民オーセージ族の居留地で部族員が連続して殺害された事件が題材。後に初代FBI長官となるJ・エドガー・フーバーが、石油と利権と人種問題が絡んだ殺人事件の捜査を率いた。映画版は、「フォレスト・ガンプ 一期一会」のオスカー脚本家エリック・ロスが脚色した脚本を、争奪戦の末にインペラティブ・エンターテインメントが500万ドルで獲得した注目作だ。

 「ギャング・オブ・ニューヨーク」から「ウルフ・オブ・ウォールストリート」まで5度のタッグを組んできたスコセッシ監督とディカプリオは現在、連続殺人魔を題材にしたノンフィクション書「悪魔と博覧会」の映画化を企画中。一方、「レイジング・ブル」「タクシードライバー」といった名作を生み出したスコセッシ監督とデ・ニーロのコンビは、1995年の「カジノ」以来の再タッグとなるマフィア映画「ジ・アイリッシュマン(原題)」が来年公開予定。