先週に引き続き、今回のビジネス女子マナーQ&Aは、働くアラサーの「新人社員との付き合い方」について。制作会社に勤める清川美沙子さん(仮名・31歳)からの質問です。

「この春、入社してきた女性はふたり。これまで女性は私しかいなかったので、同性同士仲良くしたいのですが、立場も違うし、付き合い方が今一つわかりません。新人女性ふたりはいつも一緒にいて、すでもチームっぽくて、私は拒絶されている雰囲気も感じます。どのように対応すればいいのでしょうか」

年齢もキャリアも違うと、仲良くなるのは難しそうです。でも、嫌われるのは仕事にも支障がでるし、イヤですよね。先輩社員として、どうつきあっていけばいいのでしょう。さっそく、鈴木真理子さんに伺ってみましょう。

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お手本にできる先輩になる

新人の女性は、はじめての社会人生活で不安だらけ。どんな服で通勤すべきなのか、メークは?ランチはどうやって食べればいいの? などなど、当たり前のことがわからないはずです。

そのとき一番参考になるのが、あなたという存在。あなたの行動を見て、「まずは先輩をお手本にして、マネをすればいいんだ」とわかります。つまり、あなたはいつも通りふるまっていればいいのです。

「仕事のできる女性」と思われる行動を 

また、あなたの一言を重く受け止めやすい傾向にあるでしょう。優しくしてもらったら感謝をし、注意されたら傷つくことも。特に入社したてに優しく迎えてくれた先輩のことは、一生忘れないはずです。逆にまったく褒めず注意ばかりすると、ただキャリアだけが長い、目の上のたんこぶ。「お局」と思われてしまいます。

先週の男性の新人さん同様、女性の新人さんもあっという間に職場や仕事に慣れていきます。そして、社内に存在する目に見えないヒエラルキーや派閥にも気づくでしょう。
お局呼ばわりされないためには、あなた自身が「見られている」という意識を持つことです。ぜひ、仕事ができる印象を新人さんたちに持ってもらいましょう。

たとえば、遅刻や残業が多いと時間にルーズと思われます。スマホいじりや私語が多ければ、公私混同だと思われます。また、上司や同僚の悪口を言うと、八方美人だと思われます。自分を慕っているからといって心を許すと、あなたのマイナス面を露呈しかねませんので油断大敵です。プロとしての仕事ぶり、言動をぜひ見せてあげてください。

女性の誰もが年を取ります。でも、全員が全員、お局と呼ばれるわけではないですよね? 
仕事そっちのけで後輩いびりをしたり、上司に猛烈アピールする人は痛い印象を与えます。そうならないように淡々と仕事をすれば、何ら心配しなくてよいはずです。自分らしさを見失わないでくださいね。

職場に「女」を持ち込むと同性から疎まれる傾向高し、です。



■賢人のまとめ
執拗に後輩イビリをしたり、上司にコビを売ったりしなければ大丈夫。自分らしさを失わずに淡々と仕事をしていきましょう。

■プロフィール

女子マナーの賢人 鈴木真理子

三井海上(現・三井住友海上)退職後、“伝える”“話す”“書く”能力を磨き、ビジネスコミュニケーションのインストラクターとして独立。セミナー、企業研修などで3万人以上に指導を行う。著書は『ズルいほど幸せな女になる40のワザ』(宝島社)のほか、近著『仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術』(明日香出版社)、『絶対にミスをしない人の仕事のワザ』は7万部を超えるヒットとなる。 

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