なんだか不安っ! 彼氏からの愛情表現がないときの対処法・5つ

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彼氏が愛情表現をしてくれないと、不安になりますよね。とはいえ、シャイな男性の場合、彼女が気づかないような愛情表現をしている場合も。今回は、彼氏がひそかにしている「愛情表現」と、愛されているか不安なときの対処法をご紹介します。

■気づいてないだけかも? 彼氏からの「愛情表現」を知ろう!

彼氏がなかなか愛情表現をしてくれないと、悩む女性も多いのではないでしょうか? 今回は、男性はひそかにしている「彼女への愛情表現」を調査してみました。

◇シャイすぎる! 彼氏からの愛情表現はわかりにくい?

まずは、彼氏からの愛情表現がわかりにくいと感じたことがあるか、女性のみなさんに聞いてみました。

Q.彼氏からの愛情表現がわかりにくいと思ったことがありますか?
・ある……67.9%
・ない……32.1%

およそ7割近くの女性が、彼氏からの愛情表現がわかりにくいと感じているようですね。シャイや口下手な男性だと、なおさらではないでしょうか。しかし女性たちが気づいていないだけで、きちんと彼女に愛情表現をしている男性もいるようですよ。具体的にどのような愛情表現をしているのか、見ていきましょう。

◇男性がしている「彼女への愛情表現」〜言葉編〜

不器用だけれど、なんとか彼女に愛情表現をしようと、言葉にしている男性もいるようです。働く男性たちに、普段ひそかに伝えている「愛情表現の言葉」について教えてもらいました。

☆「ありがとう」

・「いつもありがとう。感謝の気持ちを伝えることは大事だと思うから」(33歳/不動産/販売職・サービス系)

・「ありがとう。恥ずかしく言えなくても、ありがとうなら言えると思う」(32歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

彼氏が「いつもありがとう」と伝えてくれるのは、実は愛情表現のようですね。本当はそのあとに「愛しているよ」と言いたいのかもしれませんが、これが精一杯のアピールなのでしょう。

☆「お疲れさま」

・「お疲れさまとか、日常の挨拶に心を込めて」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「お疲れさまです。自分が先に言う」(34歳/商社・卸/その他)

彼女が疲れているときや何かをしてくれたとき、「お疲れさま」の言葉で愛情表現をしている男性もいるようです。言葉をかけるタイミングによっては、やさしく感じますよね。

☆「かわいい」

・「○○ちゃんかわいいね、と彼女が飽きても言っている。ずっと好きだから口癖になる」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「かわいいねと言うときは愛情表現」(24歳/食品・飲料/営業職)

「かわいい」と言われると、うれしく感じるもの。彼氏としても、心の底からかわいいと思い、愛情表現として口にしているみたいですね。

わかりやすい褒め言葉を口にする男性もいれば、労いの言葉をかける男性もいるようです。彼からの感謝の言葉は、そのまま愛情表現と受け取ってよさそうですね。

◇男性がしている「彼女への愛情表現」〜行動編〜

続いて、彼女に対する行動では、どのように愛情表現をしているのでしょうか? 働く男性たちに、彼女に普段ひそかに見せている「愛情表現の行動」について、教えてもらいました。

☆仕事を早く切り上げる

・「仕事はできる限り定時に終わるようにしている」(26歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「仕事を早く切り上げて、会う時間を少しでも長くする」(34歳/情報・IT/技術職)

彼女と少しでも長く一緒にいるために、実は仕事を早く切り上げているという男性も。普段は残業で遅くなっていても、彼女と会えるときだけは早く上がるように努力しているようですね。

☆家事を手伝う

・「家事を手伝う。言われなくても必要なものがあるか確認して、買い物して帰る」(28歳/医薬品・化粧品/営業職)

・「家事を手伝って、買い物に付き合うなどする」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

彼女だけが家事をしていると大変だろうと、男性も感じているようです。少しでも彼女の負担を減らしてあげたいのは、彼なりの愛情表現なのでしょうね。

☆彼女の話をきちんと聞く

・「相手の話をよく聞くこと。たまには自分の意見を混ぜながら」(32歳/その他/その他)

・「相手の話をじっくり聞いて、アドバイスをしてあげたりしている」(33歳/その他/事務系専門職)

興味のない相手だと、話を聞くのも面倒そうにする男性もいますよね。彼女の話をちゃんと聞いてあげる男性は、愛情があるからと言えるのかも。

☆忙しくても時間を作る

・「忙しくても時間を作っている。やはり、好きな人と会う時間が一番充実するから」(33歳/不動産/販売職・サービス系)

・「忙しくても時間を作り、話をしっかりと聞いてあげる」(26歳/自動車関連/販売職・サービス系)

どれだけ忙しくても、彼女のためなら無理やりでも時間を作るのが、男性なりの愛情表現のようです。自分の時間や仕事の時間を割いてでも、彼女と一緒にいたいと思っているのでしょうね。

女性からすると、言葉にしてくれないとわからないような行動もありますが、男性はしっかり愛情表現をしてくれているようですね。仕事よりも自分のことを大事に思ってくれるのは、やはり彼女が大切だからでしょう。

■本当に愛されてる!? 専門家に聞いた「愛情表現がなくて不安なときの対処法」

男性によっては、愛情表現をするのが苦手で、なかなか言葉や態度に出せない人もいるでしょう。しかし、彼女としては不安になりますよね。愛情表現がなくて寂しいとき、女性はどうするべきなのでしょうか? 男女の心理のちがいにくわしい、心理コーディネーターの織田隼人さんに、対処法を聞いてみました。

◇「男性は、女性より先に恋愛感情が落ち着くもの」だと理解する

恋愛において、愛情の盛り上がりは男女でちがうものです。愛情が盛り上がるタイミングもちがえば、落ち着いてくるタイミングもちがいます。そして、多くの場合は、男性のほうが先にテンションが落ち着いてきます。

そうすると彼からの愛情表現が減ってしまいますが、それは愛していないからというわけではなくて、彼にとっての「日常」に戻ったからです。恋は非日常ですが、継続している愛は「日常」です。彼女への愛情が日常的なものに落ち着いただけなので、まずはそこを理解して安心しましょう。

◇思いっきり甘えてみる

彼氏が本当に自分を愛しているのか心配になる気持ちもわかりますが、だからといって彼の愛情を試すようなことをしても、疲れさせてしまうだけです。それよりも、好きな気持ちを思いっきりアピールして、彼に甘えてしまうのがいいです。

彼自身も、大好きな彼女に甘えられたら庇護欲も出てきますし、「彼女のために何かしたい」と思います。そうすれば幸せなまま、お互いに愛情を伝え合うことができます。「愛を試す」よりも「甘える・愛情を伝える」という行動を取ってみましょう。

◇同じ境遇の女友だちと励まし合う

SNSなどを使えば、同じ悩みを持っている人と簡単に知り合える時代になっています。積極的に、同じ悩みを持っている人とつながってみましょう。そうすると、自然と「励まし合い」がはじまります。自分と同じように寂しいと感じている人がいれば勇気づけられますし、そこで共感してくれる人がいると悩みも吐き出しやすいので、元気になっていきます。

◇「ピンチを乗り越えたら幸せがあること」を知っておく

特に、彼が忙しい場合などは不安になりやすいかと思います。連絡も取りにくいし、返信も少なくなるはずです。しかし、そういうピンチがあればあるほどチャンスにもつながります。というのも、男性はピンチのときに支えてくれた女性と結婚する傾向が強いからです。

たとえば仕事で忙しいときに、毎日のように元気づけてくれるメッセージをくれた彼女とは、多くの場合結婚します。逆に、忙しいときに「どうして連絡をくれないの!?」「連絡してくれないなら別れる!」「私のこと嫌いになったの?」と言ってくる女性とは、たいてい別れます。

このようなピンチのときこそ、相手を支えられるか、それとも自分のワガママをぶつけるのか、正しい選択ができれば未来は明るくなるのです。彼を元気づけたり、励ましたり、癒してあげたりして、明るい未来を手に入れましょう。

◇彼の言葉よりも「態度」に注目する

男性は、言葉での愛情表現が苦手な人が多いです。「言葉より態度で示すもの」と考える傾向が強いからです。この点を理解しておくと、「愛情表現がないから不安」というそもそもの原因である、彼からの愛情表現がない理由がわかります。

男性は態度で示そうとするので、誕生日にプレゼントを買ったり、ご飯を奢ったり、旅行をプレゼントしたりと、形あるもので示すことが多いです。女性からすると、プレゼントとかは普段から女友だちと贈り合う習慣があるかもしれませんが、男性は女性ほど誰かにプレゼントを贈ることはほとんどありません。旅行のおみやげを買ってきてくれる男性って、女性に比べて少ないと感じたことはないでしょうか? もともと、そうしたプレゼントを渡す習慣のない男性からプレゼントをもらうということは、それだけで大事な愛情表現になっているのです。

このように、男性は「言わなくてもわかるだろう」と考えていたり、態度で示しているつもりでも女性に比べてわかりにくい愛情表現になっていたりすることが多いです。そのため、女性側も彼氏の態度をしっかりと見てあげる必要があります。いつも以上に彼の態度を注目してみると、そこに愛情があることに気づくようになりますよ。

■まとめ

男性の愛情表現は、非常にわかりにくいもの。特に、言葉で愛情表現するのが苦手な男性が多いようですね。「自分は愛されていないのかな」と疑う前に、彼の言動の節々に愛情が見え隠れしていないか、チェックしてみてくださいね。

(監修:織田隼人、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年4月10日〜4月11日
調査人数:156人(22〜39歳の男性)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年4月10日〜4月11日
調査人数:370人(22〜34歳の女性)