『美しい星』の完成披露試写会が開催された

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三島由紀夫の異色SF小説を『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が、舞台を現代に変えて大胆に映画化した人間ドラマ『美しい星』の完成披露試写会が、有楽町朝日ホールにて開催され、リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介、吉田監督が登壇した。

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本作では、当たらないテレビ気象予報士の父・重一郎役をリリー・フランキーが、フリーターで自転車便のメッセンジャーをしている息子・一雄役を亀梨和也が、美人すぎて周囲から浮いている女子大生の娘・暁子役を橋本愛が、心の空虚を持て余す主婦の母・伊余子役を中嶋朋子が熱演。

『美しい星』は、この4人家族がある日突然、火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒し、“美しい星・地球”を救う使命を託される…というユニークなストーリーだ。

ステージに現れたリリーは開口一番、「火星人役をやらせていただいたリリー・フランキーです」と挨拶。その後、それぞれが「水星人役の…」「金星人役の…」と続き、会場から笑いが起きると、リリーは「映画会社の人に言われていったのに、今の自己紹介で、観客席の人は完全にバカを見るような目になってましたね…」と苦笑した。

続けて、「一雄(亀梨)がね、今日、完成披露試写会でみんなの前に出るのに、このパジャマで家から来たの。なんちゅう格好で…」と、亀梨を指して今回の衣装に苦言。すると亀梨は「今日のテーマはパジャマということで、ラフに来させていただきました」と照れ笑いを浮かべた。

さらに「中のトップスをパンツに入れた方がいいか出した方がいいかで、ずっとスタイリストさんと話し合ってたよね」と舞台裏を暴露されると、「今日はお腹が冷えてるバージョンで…」と、ウエスト部分をチラリと見せるサービス。会場から「キャー!」と大きな歓声が上がり、「お腹が冷えてるバージョンなのに、なぜ『キャー』になるのか(笑)」と、リリーから突っ込まれていた。

また、撮影時のエピソードとして、亀梨は「僕はあんまり家のシーンがなくて。あんまりみんなと会えなかったんです。家族と会えたのは3日4日」とコメント。リリーが「他の3人とは会ってたのに。一雄が家に帰って来ないから」と指摘すると、「すいません、プレイボーイなもんで」と亀梨は笑いを誘った。

最後にリリーは「試写会などで既に観た方は『吉田監督やったね』と褒めていて。文芸作品をこんなに面白くしていただいて、若い人にも観てもらいたい」と誇らしげに作品をPR。「ちなみに、撮影中のことは辛くてほとんど覚えていないんですけど。俺は宇宙でアブダクション(地球外生命体に誘拐されること)にあったのか?」とユーモアを加えて締めくくった。【取材・文/平井あゆみ】