Googleの共同創業者として知られるラリー・ペイジ氏が支援する飛行機のスタートアップ企業Kitty Hawkが、1人乗りの超軽量飛行機「Kitty Hawk Flyer」の飛行映像を公開しました。「飛行機」とは名乗っているものの、ドローンを巨大化させたか、あるいは「空飛ぶバイク」をパワーアップさせたかのような姿をしています。

Home - Kitty Hawk

https://kittyhawk.aero/



This is the first footage of Larry Page’s ‘flying car’ - The Verge

http://www.theverge.com/2017/4/24/15406208/larry-page-flying-car-kitty-hawk-flyer-prototype

Introducing the Kitty Hawk Flyer - YouTube

女性が友人をディナーに誘っているところから映像は始まります。



電話を受けた友人はすぐに合流すると答えて、お出かけの準備。といってもヘルメットを装着して……



ローターを始動。



水しぶきが上がり……



空へふわっと浮上。



1人乗りの飛行機「Kitty Hawk Flyer」で合流するという話だったわけです。垂直離着陸が可能なので、滑走スペースは不要です。



この乗り物をなんと呼べばいいのか悩むところですが、連邦航空局(FAA)の規則に基づけば「超軽量飛行機(ウルトラライトエアクラフト)」になるようで、パイロット免許は不要。



機体は100%電気駆動で、水上飛行用。映像では、湖の水面からおよそ2〜3mほどのところを飛行していますが、最高で15フィート(約4.5m)まで上昇可能。速度は最高で時速25マイル(約40km)。



あっという間に友人と合流。



続いては男性が乗り込みました。



ボートの後ろを颯爽と飛ぶKitty Hawk Flyer。



ドローン発着場のようになった桟橋に着陸。



バッチリです。



ラリー・ペイジ氏は「Zee Aero」と「Kitty Hawk」という飛行関係のベンチャーに100億円以上を投資していると報じられていましたが、今回のKitty Hawk Flyerの飛行に合わせて、Kitty HawkがZee Aeroの一部であることが明かされました。

前述のように、超軽量飛行機に分類されるため運転に操縦士としての免許は不要。Kitty Hawkによれば、数分のレクチャーを受ければ誰でも操縦できるようになるもので、2017年のうちに市販される計画。飛行映像に登場したのはプロトタイプで、出荷されるモデルとは外観や細かい性能が異なるとのこと。

価格はいまのところ明かされていませんが、100ドル(約1万円)の会費を支払っている会員や法人、フライトシミュレーターやイベント向けに優先的に販売されることになっていて、会員なら市販価格より2000ドル(約20万円)安く購入できます。

なお、アメリカ国外への販売は予定されていないとのことです。