女子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、ANAインスピレーション最終日。プレーオフで敗退し、落胆するレクシー・トンプソン(2017年4月2日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子ゴルフのメジャー第1戦、ANAインスピレーション(ANA Inspiration 2017)でレクシー・トンプソン(Alexis "Lexi" Thompson、米国)が優勝を逃したような事態が繰り返されるのを防ぐため、ゴルフ界を統括するロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース(R&A)と全米ゴルフ協会(USGA)が26日にも新たなルールを発表することになった。米誌ゴルフウイーク(Golfweek)が25日に報じた。

 今月行われたANAインスピレーションに出場した22歳のトンプソンは、第3ラウンドのテレビのリプレー映像を見た視聴者から全米女子プロゴルフ協会(LPGA)に送られた電子メールで反則行為を指摘され、翌日になってから4罰打を受けた。

 匿名の情報によるものとしてゴルフウイーク誌のウェブサイトで伝えられている記事では、R&AとUSGAは先日開催された第81回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2017)の会合でこの問題について話し合い、同様の事態が二度と起きないように即座に新ルールを適用することになると述べたとされている。

 具体的な文言やいわゆる「レクシー・ルール」がどのようなものになるのかは示されていないものの、新規則によって、将来的にテレビ視聴者から反則を指摘されるのを防ぐことを目指すとみられる。さらに今回の動きは、2019年に予定されているゴルフルールの改正を待たずに、即時に適用されることになる見通しとなっているという。

 トンプソンが第3ラウンドの17番でマークしたあとに、正しくない位置にボールを置き直した違反行為は、テレビの拡大映像とスローモーションのリプレーでのみ判明したものだった。この映像が証拠となり、同選手は誤った場所にボールを置き直したことで2罰打、さらに第3ラウンド終了時に正確でないスコアボードに署名したとして2罰打を科された。

 大会をリードしていたトンプソンは、最終ラウンドの12番ホールを終えて罰打を言い渡されると、そこから挽回して勝負をプレーオフまで持ち込んだものの、最後は韓国の柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン)に敗れた。

 タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)を筆頭に、アニカ・ソレンスタム(Annika Sorenstam)氏やフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)など多数の名選手からは、厳しい制裁を科した判断に批判の声が噴出していた。
【翻訳編集】AFPBB News