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米Googleは4月24日 (現地時間)、同社が提供するプロ向け360度VRコンテンツ作成ソリューション「Jump」に対応した新世代カメラ「YI HALO」を発表した。Googleと中国のYI Technologyが共同で開発。今夏の発売を予定しており、一部の映像クリエイターには24日から提供を開始した。同社はまた、映像クリエイターがJump対応カメラとJumpアセンブラ (Jump Assembler)に触れる機会を創出するために「Jump Start」という無償レンタルプログラムを用意した。

Jumpは、複数のカメラをリングアレイにした「Jumpカメラリグ」、Jumpカメラリグの複数のカメラが撮影した映像を高度なコンピュータビジョン技術でなめらかなVR動画に変換する「Jumpアセンブラ」で構成される。高品質なVRコンテンツを作成するためのトータルシステムだ。作成したVR動画を簡単に公開し、様々なVRヘッドセットで楽しめるようにする場としてYouTubeと連携する。

2015年に最初のJump対応カメラとしてGoProが16台の「HERO4」を用いた「GoPro Odyssey」を発表した。新世代となるYI HALOは16台のカメラモジュールによるリングアレイに加えて上面にも1台搭載し、合計17台のカメラモジュールから成る。カメラモジュールはF2.8、155度の超広角レンズを搭載、イメージセンサーはソニーのIMX377。システムが93Whのバッテリーを備え、約100分の撮影が可能。YI HALO Androidアプリ (Android 5.0以上)を使って操作し、プレビューを確認する。YI HALOを用いて撮影した映像サンプルとして、GoogleがGoogle VRのYouTubeチャンネルでVRクリップ「Introducing YI HALO - the next generation Jump camera」を公開している。

Jump Startプログラムでは、条件を満たした映像クリエイターがJump対応カメラ (GoPro Odyssey)を2カ月間無償でレンタルし、撮影した映像でJumpアセンブラを自由に使用できる。4月24日〜5月22日にファーストラウンドの申し込みを受け付け、6月9日までに結果を通知する。Googleは、同プログラムを通じてこれから2018年にかけて100人以上のクリエイターにVRフィルム製作に必要なリソースを提供する計画だという。

(Yoichi Yamashita)