グーグルホームのAIが超進化 利用者の「声の聞き分け」に対応

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グーグルの強みと言えば、デバイスをまたいでユーザーの情報を利用可能なことだ。例えば個々人のカレンダーやメールのデータ、ブラウザの閲覧履歴等はアカウントにひもづけられ、様々なデバイスからアクセス可能だ。

しかし、スマートスピーカーのグーグルホームだけは違っていた。これまではセットアップしたユーザーのアカウントにしかデータが反映できなかった。例えば父親がセットアップした場合には、誰が命令しても父親のアカウントにしか反映されなかった。これは多くの人が購入をためらう理由の一つになっていた。

そこでグーグルはグーグルホームが最大6人までの声を認識できるように改善した。「OK Google」や「Hey Google」と話しかけることにより、話しかけた人のアカウントにリンクするようになる。もし、1人のユーザーが話しかけている際に別のユーザーが「OK Google」と話しかけると、アカウントが切り替えられる仕組みになっている。

複数のアカウントをセットアップするのは簡単だ。最新版のグーグルホームアプリをダウンロードしてアプリを開くと、「multi-user is available(複数ユーザーで使えます)」と表示されるはずだ。もしも表示されない場合は右上のアイコンをタップし、コネクトされたデバイスを表示する。そしてグーグルホームのページで「Link your account(アカウントをリンクさせる)」をタップする。リンクが完了してプレイリストを再生するなど各機能で設定を済ませるとグーグルホームと同期される。

その後「OK Google」と「Hey Google」とそれぞれ2回言うようにと指示される。これが済めば設定は完了だ。グーグルのニューラルネットワークが声を分析して、ほかの人の声と区別できるようになる。「OK Google」や「Hey Google」などと言ってグーグルホームを起動した際、声の認識にかかる時間は1000分の1秒単位だという。

複数のユーザーで使える機能はまずアメリカで提供され、数か月後にはイギリスでも使えるようになる予定だ。