子どもに「○○になってほしい」は親のエゴでしかない

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漱石アンドロイド、マツコロイドを生み出したアンドロイド研究開発の第一人者・石黒浩氏による、常識に囚われないモノの見方・考え方のヒント。今回は、子どもに将来の夢は必要か、という子を持つ親にとっては非常に重要なテーマ。今の時代、子どもに1つの夢だけを押し付けてしまうと、結局は将来の可能性を縮めてしまうかもしれません。

99%の子どもの
将来の夢は叶わない

 小学生に将来なりたい職業を尋ねると、今は男女ともにトップは医師なのだそうです。

 男子は野球選手、サッカー選手、宇宙飛行士あたりが上位に来る。女子はもっと現実的でパティシエール、薬剤師、教師といった職業が人気です。

 では、プロ野球選手という夢を抱いたとして、いったい何%の人がそれを叶えているでしょうか。

 当たり前の話ですが、かのイチロー選手だって「おぎゃあ」と生まれた瞬間に「野球がやりたい」と言ったわけではない。親が選択して、野球ができる環境をつくり上げたのです。

 成功したから事後的に「英才教育だった」と言われるでしょうが、つまりあれはイチロー選手の夢じゃなくて、もとはと言えば親の夢だと言えるかもしれません。

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