24日、韓国大統領選の選挙戦が佳境となる中、候補者らの選挙ポスターが破られるなどの事件が相次いでいる。写真は韓国大統領選に関する報道。

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2017年4月24日、韓国大統領選の選挙戦が佳境となる中、候補者らの選挙ポスターが破られるなどの事件が相次いでいる。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)警察署は23日、大統領候補者のポスターを傷つけたとして、57歳の男を公職選挙法違反容疑で書類送検したと明らかにした。男は22日午前8時ごろ、春川市内の中学校の塀に貼られていたポスターのうち1人の候補者のポスターを持っていた鍵で傷つけ、10分後、別の場所でも同じ候補者のポスターを傷つけた疑いが持たれている。男は警察で「嫌な感じで(こちらを)見ていたからやった」と供述した。

警察によると、春川市では別の2カ所でも特定候補者のポスターが毀損(きそん)されているのが見つかり捜査が行われているほか、同じ江原道内の鉄原郡でもポスター毀損の届け出がこれまで2件あったという。

24日には南部の済州島(チェジュド)でも選挙ポスターの一部を破り剥がしたとして、29歳の男が公職選挙法違反容疑で身柄を拘束された。男は朝方まで酒を飲んで歩いて帰宅する途中、ポスターの前で転びそうになり、むしゃくしゃしてポスターを傷つけたと供述しているという。

韓国の公職選挙法では、選挙ポスターを傷つけた場合、2年以下の懲役または400万ウォン(約40万円)以下の罰金刑が科せられる。

こうした報道に、韓国のネットユーザーからは「あきれた」「ムカつくなら見なければいい話だろう」「なぜそんなことを?無知がばれるよ」と容疑者らを批判するコメントが寄せられる一方、「笑える」「ポスターに何か問題があるんだろう」「ポスターの写真と会話でもしてるの?」「選挙ポスターに落書きするのはほとんど小学生かと思ってたけど、違うのか」など事件をちゃかすようなコメントも。

また、「誰のポスターが破られようが、どうせ全員が税金泥棒だ。別に構わないだろう」と投げやりな声や、「ポスターは個人ではなく全国民が目にするべき情報だ。それを傷つける行為は、法に違反するだけでなく、やってはいけないことだと思う」ともっともな指摘もあった。(翻訳・編集/吉金)