24日、韓国の与党・自由韓国党の大統領候補である洪準杓氏に、大学時代、友人らの性犯罪を手助けしたとの疑惑が持ち上がり騒ぎとなる中、時事番組のMCを務める弁護士から洪候補を擁護するような発言が飛び出し、波紋がさらに広がっている。写真は韓国大統領府前。

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2017年4月24日、韓国の与党・自由韓国党の大統領候補である洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏に、大学時代、友人らの性犯罪を手助けしたとの疑惑が持ち上がり騒ぎとなる中、時事番組のMCを務める弁護士から洪候補を擁護するような発言が飛び出し、波紋がさらに広がっている。韓国・ソウル経済新聞などが伝えた。

洪候補をめぐっては、2005年に出版した自叙伝に「学生時代、豚用の興奮剤(発情剤)を使って友人の性犯罪謀議に加担した」との内容の記述があったことが先週報じられた。批判は対抗候補らからはもちろん、インターネット上でも広まり、洪候補は「他の人から聞いた話で自分は犯罪に関与していない」と釈明、また騒動となったことについて「国民の皆さんに申し訳ない」と謝罪していた。

洪氏の謝罪後も騒ぎは収まっていないが、21日、自身の名を冠したテレビ朝鮮の時事討論番組「チョン・ウォンチェクのこれが政治だ」に出演したチョン弁護士の発言がさらなる波紋を広げている。チョン氏は洪候補の疑惑についてまず「これはとても昔の話で、(洪氏が)大学1年の時の話ですよ」と笑いながら言った後、パネラーとして出演した大学教授が「これが事実なら本当にゾッとするようだ」としてより詳しい釈明が必要と指摘したのに対し、「もう40年前の話で、それに成功したわけでもなく失敗した犯罪だ」と受け流した。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「失敗したら問題ないというなら、殺人未遂罪は何のためにあるの?」「強姦(ごうかん)罪も強姦未遂罪も厳然たる犯罪だぞ」「保守層にはまともな人よりおかしな人間が多いみたいだ」と怒りの声が多数寄せられている。

またチョン氏に関しては、「40年前に失敗したから問題ない?この人、本当に弁護士?」「もう少し常識のある人だと思ってたのに。がっかりだよ」「番組を降板しろ」「またずれたことを言ってるね」「擁護するところをみると、このおじさんも過去にやったことあるのかも」といったコメントがあった。(翻訳・編集/吉金)