【ビデオ】英国のBBRが、マツダ「ロードスター」を248馬力にパワーアップするターボ・キットを発売!

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エンスージアストたちは30年の間、マツダ「MX-5」(日本名:ロードスター)にさらなるパワーが必要かどうかを議論してきた。その点に関してマツダは現状で問題ないと考えているようで、第3世代から第4世代へモデルチェンジした際には、多少軽量化したもののパワーダウンさえ敢行している。

そこで、もう少し馬力を上げたいというファンの救世主となるのが英国のBBRや米国のフライング・ミアータといったアフターマーケット・チューナーだ。そのBBRが4月21日、MX-5の最高出力を248hpに引き上げるターボキット「Stage 1」を発表した。新型2.0リッターエンジンを搭載したND型MX-5(新型「MX-5 RF」を含む)に対応したキットだ。

BBRが初めてMX-5用のターボ・キットほ発売したのは1990年のこと。以来、同社はチューニング技術に磨きを掛け続け、より効果の高い包括的なパワーアップ・キットを販売してきた。今回の新しいキットは従来と同様、パワーアップはもちろん、あらゆるMX-5に期待される、洗練された扱いやすさのレベルを維持することにも注力している。マツダの電子制御による安全装置はそのまま残されており、同社のチームはカリフォルニア州大気資源局(CARB)の排出ガス規制の認可取得に向けた対応も進めている。それはともかく、BBRチューンのND型MX-5は、0-60mph加速がわずか5.0秒と、ストック状態に比べて2.3秒も速くなるのだ。

BBRは、マツダの「SKYACTIV-G 2.0」エンジンから最高出力248hpと最大トルク32.6kgmを引き出すために、単に大型ターボチャージャーを追加する以上のことを行っている。同社は2014年、新型MX-5の発売に備えるため「Mazda3」(日本名:アクセラ)を使った開発を開始した。このStage 1では、ツインスクロールターボチャージャーをカスタムの鋳鉄製マニホールドに装着。フロントに設置するアルミニウム製インタークーラーが吸気を冷却してくれるので、ボディに吸気口を設けなくても済む。エンジンはK&N製のエアフィルター越しに吸気を取り入れ、ステンレススチール製ダウンパイプを通じて排気する。全体的な制御は、BBRのECUソフトウェアパッケージ「Starchip / EcuTek RaceRom」が行う。

他にアップグレードされるのは、シリコン製ターボパイプ、アルミニウム製バッテリートレー、ピストン式リサーキュレーションバルブ、カーボンファイバー製ターボチャージャー用熱シールド、ステンレススチール製オイルラインとウォーターラインなどだ。価格は車両持ち込み/取り付け費込みで4,995ポンド(約70万円)と安くないが、12ヶ月の保証が付き、最長36ヶ月まで延長できる。自分で取り付ける自信があれば、4,395ポンド(約62万円)で全てのハードウェアとソフトウェアを購入することも可能だ。



By Reese Counts

翻訳:日本映像翻訳アカデミー