2017年に発売される予定の次世代iPhoneは、iPhone7シリーズからのマイナーアップデート・モデルに加え、「iPhone発売10周年」を記念したプレミアムモデルのiPhone8が登場するとされています。登場する3モデルのうち、最も大きな売り上げを占めるだろうと言われているのが、OLED(有機EL)ディスプレイを配したiPhone8です。投資銀行のMorgan Stanleyは、売り上げ台数の半数が同モデルになると予測しています。

投資銀行も予測を上方修正

4月頭にも、AppleがiPhone8向けにOLEDディスプレイをSamsungに7,000万枚発注したという報道が出ていましたが、Morgan Stanleyは新たに、昨年11月の時点で5,000万枚としていた予測を、5,000万〜1億枚ほどになると上方修正しました。
 
これは、特別モデルのiPhone8が、2017年に新登場するiPhoneのうちの半分を占めることを意味します。Morgan Stanleyは、2017年の下半期に生産されるiPhoneが1億〜1億1,000万台になり、そのうちOLEDモデルが50%近くを占めると考えています。以前、同社はOLEDモデルが全体の33%ほどになると予測していました。

OLEDディスプレイで駆動時間も向上?

OLEDディスプレイを搭載するメリットは、従来のLCD(液晶ディスプレイ)に比べて画質が細やかになるだけではありません。バックライトを必要としないため、筐体の大幅な薄型化が可能になるだけでなく、省電力化によるバッテリーの駆動時間延長が期待できます。
 
こうしたことから、Morgan Stanleyは、ワイヤレス充電や、3Dセンサー、カーブを帯びた形状といった新機能とも相まって「ユーザーのアップグレード(機種交換)サイクルが短くなるだけのポテンシャルを秘めている」と考えているようです。
 
また、最終的にこのOLEDモデルが、iPhone8として登場するのか、それともiPhoneXなのか、正式名称は定かではありませんが、IHS Markitのアナリストであるウェイン・ラム氏によれば「すでにFoxconnなどのサプライヤーは大規模生産の体制が整っている」そうです。
 
他の2モデルよりも発売日が遅れるのでは、との話も出ているものの、9月の発表会では、iPhone7s/7s Plusに加え「One More Thing…」を期待して良さそうですね。
 
 
Source:Forbes
Photo:Twitter-KK低調
(kihachi)