■3つのフロントマスクで個性を主張

新型ワゴンRのデザイン開発では、3つのデザインテーマを設定しました。

1つ目は、軽ワゴンナンバーワンの大きさ、広さで立派に見えることと、キャビンが長く、広く見えること。2つ目は新世代ワゴンRで、ひと目でワゴンRだとわかるデザインであること。そして3つ目はYourワゴンRで、こんな人にこんなワゴンRというように愛着を持てるワゴンRを目指しました。

また軽自動車市場では、フロントマスクがおとなしい標準的な表仕様と、派手でヤンチャな裏仕様の「表裏戦略」がすっかり定着しています。

スズキでは、先代ワゴンRのマイナーチェンジ後に第3のマスクを追加したのですが、認知度はあまり高くなったとのこと。そこで今回の新型ワゴンRでは、最初からタイプが全く異なる3つのフロントマスクを仕立てて、多様な嗜好に対応してきたのです。

■「四角」と「横長」と「縦長」のヘッドライトで個性を訴求

1つ目の標準仕様は、柔らかい眼差しの「四角い」ヘッドライトで、女性にも受け入れられる優しさを演出。歴代ワゴンRが持っていた使い倒したくなるようなギア感覚は、あえて抑えているようです。

2つ目のNAハイブリッド専用仕様では、「横長」の2段式ヘッドライトを採用。押しの強いマスクなので、これが裏仕様かと思いきやさにあらず。標準仕様のボンネットとフェンダーを共有しつつ、標準仕様を優しい印象に振った分、強面に演出。NAマイルドハイブリッドを搭載するFZグレードだけの専用マスクですが、販売の1/3を狙う戦略商品となっています。

3つ目は、裏仕様ことお馴染みのスティングレー。ボンネットとフェンダーを含むフロントの外装を全て専用設計して、「縦長」のヘッドライトと迫力のアメリカンテイストで走りのイメージを訴求。3マスクの中で、唯一ターボマイルドハイブリッドが選べる設定となっています。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

第549弾ワゴンRのすべて(より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://3a.as-books.jp/books/info.php?no=NMS20170302

新型ワゴンRは「四角」と「横長」と「縦長」のヘッドライトで3つの個性を主張!(http://clicccar.com/2017/04/24/465005/)