運動不足で筋肉の少ない人が目立つ現代人。筋肉が少ないだけでなく、柔軟性も失われていることが多く、体が硬いことで様々な弊害をもたらしています。今回は皆さんの腰痛や下半身太り、猫背、肩こりなどと密接に関わっている「太もも」の硬さについて調べてみました。

簡単! 骨盤の傾きをチェックしよう

腰痛がある人はまずは股関節や骨盤の硬さ、傾き、ゆがみをセルフチェックしてみてください。

●目をつぶって片足で立つ

次にその場でケンケンをする。右と左で差がありませんか?極端に右だけ、左だけがバランスを取りにくい場合、骨盤がそちらに傾いている可能性があります。

●仰向けに寝てリラックス

片方の足だけが内側に向いていたり、外側に向いている場合、骨盤がそちらに傾いている可能性があります。足が異常に開いてしまう人は骨盤も開いている可能性があります。

●壁を背にして立ち、後頭部とお尻、かかとを壁につける。

腰の後ろに手のひらが入るくらいの隙間が正常で、握りこぶしが入るくらいの隙間だと骨盤が前傾、手のひらも入りにくい場合は骨盤が後傾している可能性があります。

いかがでしたか?チェックして骨盤の傾きや硬さがあると感じた人は、その周辺の筋肉も傾き緊張しているはずです。その歪みや硬さを取り除くためには周辺の筋肉からほぐす必要があります。

その腰痛は骨盤の傾きと股関節の硬さが原因かも

特に重労働なわけでなくても、座っている時間が長かったり、重いバッグを抱えて長時間歩いていたり、ヒールで長時間過ごしていると、腰にかなりのダメージを感じるはずです。

そして腰に違和感や痛みを感じる時は普段より体が硬くなっていることがほとんど。例えば前屈をしても手が足首にも行かない状態だったりします。そこでリハビリの先生に教えてもらったのが「太もものストレッチ」。

太ももと腰痛って関係あるの? と思うでしょうが、生活習慣や歩き方の癖で太ももが硬くなっていることで、ゆがんだ骨盤や固くなった股関節がさらに動きにくくなり、ますます固くなるという悪循環に。これが原因となって腰痛になることが非常に多いそう。腰に違和感を感じた時は、腰をダイレクトにほぐすよりまずは少し離れた太もも、そしてお尻と周辺からケアしていく方が良いそうです。

骨盤と太ももを柔らかくする体操

●太ももの裏(ハムストリング)を伸ばす

椅子などに浅く腰掛け、両足首を両手で持ちます。膝は曲げてもかまいません。そこからゆっくり膝を伸ばし、少し痛いところで30秒キープ。この30秒で5センチは前屈が伸びます。できれば1日数回行います。

●太ももの前を伸ばす

仰向けに寝て、片膝を両手で抱えます。持っていない方の足は膝が浮かず床に着くようにまっすぐ伸ばします。呼吸はゆっくりと15秒〜30秒キープ。片足ずつ交互に2セット行います。

●内ももと股関節を伸ばす

床に座り、左右の足の裏を合わせてあぐらのような状態にします。左右のつま先を両手で持ちます。できるだけ両膝を広げて内ももを伸ばします。その状態で左右に5回ずつ体をユラユラ。ゆっくりと息を吐きながら体を前に倒し、腰と股関節を伸ばします。10秒キープしたら足を投げ出してユラユラ脱力します。これを2セット。

お風呂上がりや寝る前の少しの時間でできる簡単ストレッチです。続けることでちょっとずつですが体が柔らかくなり腰痛が起こりにくくなることを実感できるはずです。


writer:しゃけごはん