ディズニーランドローズは、集まると更に華やか (Web辞典提供)

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皆さんは、ディズニーランドローズを、ご存じですか?

【写真15枚】TDRで見られる「バラ」フォトギャラリー

アメリカで、ディズニーランドのために、生み出されたバラです。

日本でも、東京ディズニーリゾートを彩る花の、主役とも言えますね。

今回は、ディズニーランドローズをはじめとして、パークに華やぎを添えている、バラに注目してみましょう。

ディズニーランドのために作出されたバラ

パークで見られる特別な花

花を見られるのは、5月下旬から6月初旬で、東京ディズニーランドでは、主にファンタジーランドの、プラザとキャッスルカルーセル脇です。

また、東京ディズニーシーでは、主としてアメリカンウォーターフロントの、ウォーターフロントパークで楽しめます。

ディズニー・イースターで来園したら、是非、チェックしたい花ですね!

更に、秋にも、花を咲かせますから、ハロウィーン期間にも、チェックできますよ。

お色直しをする花

ディズニーランドローズは、ウォルトの没後、ウォルト・ディズニー・カンパニーと、アメリカの育種会社ジャクソン&パーキンスの協力によって、作出されました。

2003年のことです。

ディズニーランドローズの魅力は、何と言っても、咲きながら色が変わっていくことでしょう。

濃いオレンジ色から咲き始め、縁から鮮やかなピンクが混じっていき、だんだん明るいピンクに変化します。

華やかさは、まさにディズニーランドの、パレードそのものですね!

花びらは丸みを帯び、姿もコロンと丸い印象のある花です。

しかも房咲きですから、オレンジからピンクの、変化に富んだ色の花束が、花壇に並びます。

花房が、ミッキー・シェイプに見える角度を探して、写真を撮るのも楽しいですね!

ジャックマウスの異名も

ディズニーランドローズには、作出会社とミッキーマウスの名前を合わせた、ジャックマウスの異名もあるんですよ。

ミッキーのマイケル、ジャクソン&パーキンスのジャクソンと、ディズニーランドに縁のある、スーパースターが絡んでいますね!

カリフォルニアのディズニーランドでは、タウンスクウェアとディズニーランドホテルを彩っています。

バラの先触れシロモッコウ

小花がびっしり

東京ディズニーランドのファンタジーランドにある、プラザの塔脇のアーチを埋め尽くしているのが、シロモッコウです。

シンデレラ城に、よく似合いますね。

4月下旬から5月上旬の、ゴールデンウィークの頃に咲き、バラの開花一番名乗りを上げます。

ミニサイズの花ですが、八重咲きで、おびただしい数の花を咲かせるため、存在感があります。

トゲのない、優しい香り?

そばに寄ると、よい香りがしますね!

ついでに、花の下に見える枝を、のぞいてみてください。

モッコウバラには、トゲがないのです!

ビックリですネ。

トゲのないバラも、あるんですよ。

スーパースター

麗しの赤いバラ

東京ディズニーシーのアラビアンコーストでは、キャラバンカルーセル前の花壇で、5月から6月にかけて、スーパースターを楽しめます。

枝を株の上方にまとめた仕立ては、トピアリー風ですね。

不思議の国のアリスに出てくる、ハートのクィーンの城の庭を、思い出させます。

ただし、スーパースターは、正真正銘の赤いバラです!

ペンキで誤魔化してはいませんよ。

大女優に捧げられたバラ

ドイツ生まれのスーパースターは、女優のブリジット・バルドーに捧げられました。

赤とも、濃いオレンジともいえる花色から、トロピカーナの異名もあります。

直径12センチの大きな花には、芳香がありますよ。

背丈も140センチに届くので、香りも嗅ぎやすいですね。

その代わり、トゲが多く、気位が高そうです。

ガクのヒミツ?

背の高いバラなので、ついでに、もうひとつの見どころも、ご紹介しておきますね。

開きかけたバラのツボミや、少し横を向いて、ガクを見せている花を、探してください。

手で、花首を無理に曲げるのは、ご法度ですよ。

花も傷みますが、トゲで怪我をすると、かなり痛みます。

バラのガクは5枚あり、隣り合わない2枚には、縁にささくれのようなヒゲがなく、残り3枚には縁にヒゲがあります。

ヒゲといっても、時には先端が割れているだけのガクもあります。

バラの仲間に、共通した特徴ですから、是非、観察してみてくださいね!

色と香りのフリージア

紛らわしい名前

東京ディズニーランドのトゥーンタウンでは、シティホール前で、5月から11月まで、フリージアを楽しめます。

パークのバラをご紹介していますから、フリージアと言っても、バラの品種の名前です。

もっとも、花屋でフリージアと言えば、全然違う花が出てきますね。

別の花の話が出たので、ついでながら、販売されている、園芸品種のバラは、ノイバラに接ぎ木をしています。

接ぎ木をした方が、丈夫になるからです。

パークでバラをみかけたら、根元をよく見ると、木を接いだところが、膨らんでいるのを、観察できますよ。

美しい黄色

バラのフリージアは、スーパースタ―同様、ドイツ生まれの品種です。

黄色いバラが、房咲きしている様子は、まばゆいほどで、サンスプライトという、別名にも通じますね。

芳醇な香りの芳純

東京ディズニーランドのアドベンチャーランド、クリスタルパレス・レストランの前庭などで、5月から6月頃に見られるのは、芳純です。

芳純は、朱がかったローズピンクと、紅茶系の芳香が、華やかな印象のバラです。

特に、香りの評価は高く、同名の香水も作られました。(残念ながら、既に廃盤)

日本生まれの品種で、直径12センチほどの大きな花は、房咲きする傾向があり、目を引きます。

背丈は100センチほどで、花も香りも、楽しみやすい高さですね。

ピンク・パープルの美しい花

名前も可愛い結愛(ゆあ)

東京ディズニーランドのトゥーンタウン、ミニーの家の前庭では、5月から11月頃まで、ピンク・パープルの結愛を見ることができます。

結愛の優秀なところは、花弁が多い(100枚を越えます! )にもかかわらず、全部開くことです。

花だから、開くのは当然でしょ、と思った方!

バラに限らず、花びらが多いと、開くために栄養を使い、株への負担が大きいのです。

特に雨は、花びらを重くするため、更に負担をかけます。

それだけに、結愛が、たくさんの花びらを広げる姿は、大変豪華です。

色も香りも素敵

結愛は香りも強く、バラ香水のようです。

咲き始めは、花びらの裏の薄紫に、表のピンクがアクセントを添えます。

開ききると、ピンクの花に、薄紫のシャドウが入った姿になり、優雅です。

茎が朱い(紫がかった茶色をしている)のも、特徴的ですよ。

花の直径が9センチ、背丈もパークのバラに多い、100センチですから、観賞しやすい高さですね。

ご紹介してきたように、東京ディズニーリゾートのバラは、香りにも優れています。

そして、よい香りは、虫をも引き付けます。

バラの美しい姿を保つには、注意深い観察と手入れは、欠かせません。

東京ディズニーリゾートで、大切に育てられたバラを探しながら、晩春から秋まで、フレグランスに浸ってみませんか?