22日、先週から始まった韓国大統領選の選挙戦で早くも遊説カーの事故が相次いで発生、同じ場所で同じ事故を起こす車も現れ物議を醸している。写真は韓国大統領選に関する報道。

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2017年4月22日、先週から始まった韓国大統領選の選挙戦で早くも遊説カーの事故が相次いで発生、同じ場所で同じ事故を起こす車も現れ物議を醸している。韓国・ニュース1などが伝えた。

22日午前9時30分ごろ、「国民の党」の候補・安哲秀(アン・チョルス)氏の遊説カーが、全羅南道(チョルラナムド)順天(スンチョン)市内の立体交差式の地下車道で事故を起こした。同車道は高さ4.3メートルで、遊説カー上部に設置した看板が天井に引っ掛かってしまったのだ。運転手の不注意ともいえる事故だが、巨大な看板を設置した遊説カーは一般車よりも車高がかなり高く、運転に慣れていなかったことが原因とされている。なお、幸いにもこの事故による人命被害は出ていない。

実は、安候補の遊説カーは大統領選スタート前日の16日にも全く同じ事故を起こしており、近隣住民からは「基本的な安全教育を受けていないようだ」「国民の安全を重視するとしていた国民の党が、同じ所で同じ事故を起こしたことは深刻な問題」と、「安全不感症」を指摘する声が上がっている。

相次ぐ事故報道に、ネットユーザーも開いた口がふさがらないようで、「人命事故じゃないから良しとはならない」「遊説カーだからって法を犯してもいいの?あそこまで改造するのは基準違反だと思う」など非難コメントが多い中、「選挙結果を教えてくれてるようなもの」「両手を上げて降伏してチョルス(安氏の名『哲秀』と同音の『撤収』とをかけている)」と落選を予想するコメント、「下っ端だけのせいにするのはおかしい。安哲秀がなんとかしろ」と候補者本人を追及するコメントなどが寄せられている。

また、遊説カーに対して「遊説カーめ!横断歩道に車を止めるな」と怒りをぶつけたり、「それで、誰を選んだらいいの?」と大統領選を皮肉ったりするユーザーもみられた。

なお17日には、「共に民主党」文在寅(ムン・ジェイン)候補の遊説カーがオートバイと衝突、35歳の男性が死亡する事故が起こっている。(翻訳・編集/松村)