【Chart insight of insight】ロングヒットへの道とは?NGT48と欅坂46のチャート動向を比較

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 いわゆる女性アイドルグループのブームは、一時期に比べると落ち着いたなんていわれることが多い。特に、AKB48を中心とする48グループは、定番になったとはいえ、少し飽和状態に見えることもあった。

 しかし、今週のHot100の上位の結果からは、そんな印象はまったく感じられないだろう。首位を獲得したのは、満を持してデビューを果たしたNGT48の「青春時計」だ(【表1】)。2015年に結成され新潟で活動中だった彼女たちは、これでようやく全国区となったわけだが、すでにAKB本体との兼任メンバーがいることなどでヒットは約束されていたといえる。とはいえ、マンネリさせずに話題を作るのはそんなに簡単なことではないし、万全の体制で迎えたデビューだったはずだ。1週目にして20万枚以上のセールスはさすがだし、リリースと同時にツイッターのつぶやき数が3位にまで上がるという瞬発力も見事(水色のグラフ)。あとは、この勢いをどこまで継続できるかが課題だろう。

 そして、NGT48が今後お手本にしたいのは、2位となった欅坂46の「不協和音」(【表2】)。AKB48の公式ライバルである乃木坂46の妹分として誕生した彼女たちも、今では本家を上回るほどの人気を得ている。グラフを見ればわかるが、ツイッター(水色のグラフ)や動画再生数(赤のグラフ)などはずっと上位で平行線状態。この様子だと、来週以降も上位にとどまり続けることは間違いない。それに影響されてNGT48も一踏ん張りすれば、さらなる活性化につながるだろう。いずれにしても、彼女たちが健闘し、チャートが活性化してくれることに期待している。text by 栗本斉