男子テニス、モンテカルロ・マスターズ、シングルス決勝。トロフィーを手に喜ぶラファエル・ナダル(2017年4月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)は23日、シングルス決勝が行われ、大会第4シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が6-1、6-3で第15シードのアルベルト・ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas、スペイン)を下し、史上最多となる同大会10度目の優勝を果たした。

 自身が誇る全70のタイトルのうち50がクレーでの栄冠となった30歳のナダルは、来月に控える全仏オープンテニス(French Open 2017)でも10度目の優勝を目指している。

 また、約1年ぶりのタイトルを手にしたナダルは、同一大会を10度にわたって制したオープン化以降初の選手となり、テニス界の歴史にさらなる偉業を打ち立てた。

 ナダルは2005年から2012年にわたって大会8連覇を達成していたが、2013年大会決勝ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗北。昨年は再び頂点に立つと、翌週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2016)でも優勝したが、その後はタイトルから遠ざかっていた。

 昨年4月からギレルモ・ビラス(Guillermo Vilas)氏と肩を並べていたクレー大会最多優勝回数を更新したナダルは試合後、「今の感情は説明できない」とした上で、「2003年に初めて予選勝者から出場し、3回戦まで進出した。それから何年も経った今、このようなことになるとは夢にも思わなかった。この機会を与えてくれた人生に感謝」と語った。

 試合時間76分で同胞を退けたナダルは、マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)での優勝回数を29とし、史上最多となるノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の30に肉薄。さらに、今季4度目の決勝でつかんだ栄冠は、ATPツアーで14年連続のタイトル獲得となっている。

 一方、世界1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)らを倒して決勝に勝ち上がってきたラモス・ビノラスは、「今週起きたようなこと(マレーやマリン・チリッチ<Marin Cilic、クロアチア>に白星)は、まったくと言って期待していなかった」と話した。

「ラファがここで10回も勝っているのは信じられない。クレーでは彼が間違いなくベストだ。僕にとっては、素晴らしい週の締めくくりになった」
【翻訳編集】AFPBB News