韓国・サムスン電子は米企業を積極的に買収している=(聯合ニュースTV)

写真拡大 (全2枚)

【ソウル聯合ニュース】韓国輸出入銀行は24日までに、韓国の昨年の海外直接投資額を過去最高の352億ドル(約3兆8760億円)と集計した。中国向け投資が減少傾向にある一方で、米国とベトナム向け投資が大幅に増加した。

 全体の海外直接投資は2007年の231億ドルから年々増加しているが、中国に対する投資は07年の57億ドルから昨年は33億ドルに減少した。韓国・サムスン電子の中国での半導体工場建設が13年で一段落した影響が大きく、14年以降は30億ドル程度にとどまっている。

 その一方で、米国に対する投資は昨年129億ドルに上った。進んだ技術を導入するための合併・買収(M&A)が増えているほか、対米進出をにらんだ投資も多いと分析される。
 サムスン電子の場合、この3年間で10社あまりの米企業を買収し、昨年から今年上半期にかけ半導体工場への追加投資を進めている。トランプ米大統領の対米投資呼び掛けに応じるように、現代自動車とLG電子もそれぞれ対米投資計画を発表している。
 また、ベトナムへの投資額は昨年22億7000万ドルに拡大した。韓国の中小企業は高い経済成長率と若い労働力、低賃金に注目し、ベトナムに次々進出している。
 IBK経済研究所のキム・ヨンドク博士は「海外に成長エンジンを求める韓国企業の動きが徐々に活発になっている」と指摘した。対中投資の減少については「成長鈍化と自国企業を優遇する政策、賃金上昇などにより生産拠点としての魅力が薄れている」と説明した。
mgk1202@yna.co.kr