オーダーメイドによる製作品のサンプル。(画像:Monovation発表資料より)

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 Monovation(モノベーション)社は、3月より先行的にサービスを開始していたオーダーメイド製品のオンラインショップ「MonoSalon(モノサロン)」を、23日に本格リリースした。今後、3月から限定的に受け付けていたセミオーダーに加え、3Dプリンタとレーザーカッターを活用して作られる、フルオーダー製品の受注に対応する。

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 3Dプリンタ、というものが世に登場してしばらくの時が経ち、登場当初に比べれば、随分身近な存在となった。最安値クラスなら数万円程度で購入可能というから驚きである。しかし、そうはいっても、価格の問題をさておいても運用の問題もあり、誰でも何でも自由に立体制作物が作れるような時代になったのかというと、さすがにまだそこまではいかないというのが現状である。

 そこで、モノサロンというサービスを紹介する。任意の写真、好きなイラスト、選択した文字などをもとに、CADのスキルがなくても、3Dデザインをオンラインプレビューして発注することができるのだ。たとえば、写真の濃淡を凹凸に変換した、立体の家具などを作れる、といった具合である。3Dプリンタを利用するので、既存の印刷技術などではコスト的に厄介な、一点ものや少量品の制作が比較的リーズナブルな予算で可能だ。

 モノベーション社によれば3Dプリンタのデジタル造型作品の相場は現状、1点数万円程度であるらしいが、モノサロンの商品は最安は数百円から、主には数千円台で、発注することが可能である。とはいえもちろん、フルオーダーというのであれば、どのようなものをどう注文するかで大きく変わってくるし、価格は応相談であるが。

 現状想定している客層としては、オリジナル雑貨や立体文字などといったような個人での利用はもちろん、冶具、試作品、模型、少量生産の部品、記念品、ノベルティなど、法人の利用にも対応可能であるという。