あのタイタニック号を沈没させた氷山より約15メートル高い、高さ45メートルを超える巨大氷山が、現在、カナダ・ニューファンドランド沖を通過中だ。

のどかな村と巨大氷山の対比が、不思議な風景を作り出している。

(巨大な氷山がニューファンドランドに現れた。地元住人は観光客が増えたと言ってる。氷山は地球温暖化がどうにかするだろう)

氷山の通り道

巨大氷山は、現在のところ、カナダ・ニューファンドランド島東岸にあるフェリーランドという漁村の沖にある。

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その海域は、グリーンランドの沿岸から分離した氷山が風に吹かれて流されて来るので、「氷山の通り道」とも呼ばれている。氷山が通過するのは珍しくないが、これだけ大きな氷山はめったになく、村人たちも驚いている。

観光客で賑わう村

氷山の写真はソーシャルメディアで拡散され、それを見た観光客がフェリーランドに押し寄せているそうだ。地元メディアは、村に向かう道路に長い渋滞の列ができている写真を掲載している。

「こんなに人が来るとは思わなかった。村は当分忙しくなりそうだよ」

こう言うのはメディアの取材を受けたエイドリアン・カバナー村長。観光客が集まれば村は経済的に潤う。

「あとは、あの氷山がどっかに行かないように止めておく方法を見つけなきゃいけないな」村長は上機嫌でこんな冗談を言う。

だが、氷山を止めておく必要はなさそうだ。どうやら浅瀬に乗り上げたらしく、この数日間、氷山は移動していない。

(ビューティフル ニューファンドランド。こんなに近くで氷山を見れる場所は他にない!)