Doctors Me(ドクターズミー)- 目薬、間違った差し方はトラブルのもと!? 正しい目薬の差し方が知りたい!

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あなたは自分で目薬をさすのが得意ですか? 目薬を自己流でさしている方も多いかもしれませんが、目薬にも正しいさし方があります。

今回は目薬の正しいさし方、目薬の正しい管理方法などについて、医師に詳しい話を聞いてきました。

目薬のメリットと間違ったさし方によるデメリット

目薬のメリット


・局所投与でダイレクトに目に効く
・全身副作用が出にくい

間違ったさし方などによるデメリット


・防腐剤による角膜やまぶたへの副作用
・そのほかの副作用(眼圧上昇、耐性菌などの問題)
・市販点眼薬に含まれる血管収縮剤による充血の悪化
・ドライアイの悪化

デメリットについては、市販薬か処方薬かにもよって異なります。

正しい目薬のさし方手順

1.石鹸で手をきれいに洗う

2.下まぶたを指で軽くひいて、目薬を確実に入れる
1回1滴のみで十分です。それ以上入れても目の外に流れ出てしまうだけになります。過剰な点眼は副作用が出ることがあります。

3.点眼後、目を閉じて目頭を1分以上圧迫
これは目頭の涙点という涙の出口を圧迫するためです。こうすることで、点眼薬が喉や口に流れ出ることを防ぎます。
点眼後、パチパチとまばたきするのは正しくありません。

4.あふれた目薬はふき取る

目薬を使用する際の注意事項

2種類以上の目薬を使用する場合


目薬の順番を確認しておき、さす間隔は5分以上あけましょう。それによって目薬成分が混じらず、無駄に目からあふれ出ることを防ぐことができます。

容器がまつ毛や目に触れないようにする


点眼時は目薬容器の先がまつ毛や目に触れてしまうと目の汚れや細菌・花粉などが点眼容器の中に入って目薬が汚染されてしまうからです。

他人と目薬を共有しない


目薬を共有すると、共有した人の目の病気がうつってしまうことがあります。

使用期限を守る


使用期限が過ぎたものは使用しないようにしましょう。古くなった点眼液は、汚染されている可能性があります。

子どもに点眼する場合


泣いてしまうと目薬が流れ出てしまいますので、子どもに点眼する場合、泣かせないようにしましょう。

泣いてしまった場合、目の周りを清潔なガーゼやティッシュで拭いてから、目を閉じた状態で目頭付近に目薬を落とします。その後まばたきをさせると、薬が目の中に入っていきます。

コンタクトレンズをしている場合


コンタクトレンズの上から使用できない目薬などもあります。
コンタクトレンズを使用している場合は、目薬の使用方法をよく読み、注意しましょう。

目薬の使用期限

医療機関で処方されたものは開封後1カ月以内、市販薬は3カ月以内で使い切りましょう。
期限を過ぎたものは容器内が汚染されている可能性がありますので、使用しないようにしましょう。

さらに、防腐剤フリーのものは1回使い切りのものや、10日以内の使用に限られている場合もありますので、記載されている使用方法を守りましょう。

目薬の保管方法

使用期間内でも保管方法に問題があると使用できなくなることもあります。
直射日光を避けて涼しいところに保管し「冷蔵保管」などの指示があれば、冷蔵庫に凍結しないように保管しましょう。

もし点眼容器内に異物がある、変色している、濁りがあるなどの場合は汚染されている可能性がありますので使用しないでください。間違ってさした場合はすぐに洗眼しましょう。

最後に医師から一言

目薬のさし方を間違えると効果が十分に得られないばかりか、副作用を起こすことがあります。

注意事項に留意し、目薬は正しい方法で目薬をさすようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)