飛行機の長時間フライトの際、エコノミークラスの乗客が到着後に相次いで体調を崩したことからその名がつけられた「エコノミークラス症候群」。正式名称は「静脈血栓塞栓症」と呼ばれるエコノミークラス症候群ですが、長時間同じ姿勢でいることで静脈に血栓が生じ、呼吸困難や失神、ひどければ死に至ることもある疾患です。飛行機だけでなく、自動車の中等でも発生しやすいので、意外と人事ではない症状でもあります。そんな日常に潜む危険な症状エコノミークラス症候群を予防するためにも、是非実践してもらいたい3つの予防策について紹介したいと思います。

積極的に水分補給する

エコノミークラス症候群は血液の循環が悪くなり血栓が生じることで発生する症状ですが、わたしたちの身体の水分が不足すると血液の流れがドロドロになり血栓が生じやすくなってしまいます。これを防ぐ方法はただ1つ。あらかじめ十分な水分補給をしておくことです。十分な水分が身体に補給されることで、血液の流れがドロドロになり血栓となるリスクを大きく低減させることができます。

頻繁に足を動かす

例え十分な水分をとっていても、極端に血液の循環を悪くするような行為を行っていれば当然エコノミークラス症候群となるリスクは高まります。血液の循環を悪くする最も代表的な行為は、ずばり長時間同じ姿勢を維持することです。これはまさに飛行機に搭乗する際や、車に乗車している際などがそうです。長時間同じ姿勢を維持すると血液の循環が悪くなるので、是非とも何かしらの予防策を講じておきたいところ。

ここでおすすめなのが頻繁に足を動かすことです。例え飛行機や車などで立ち上がれない状態だとしても、かかとを上げふくらはぎを刺激するように動かすことぐらいはできますよね。ふくらはぎは第二の心臓とも言われるほど、全身の血流とは密接な関係にあるのです。時折ふくらはぎを動かすなり揉むなりして刺激してあげるだけで、エコノミークラス症候群のリスクを大きく低減させることができます。

着圧ソックス(ストッキング)をはいておく

本来下半身のむくみを防止し、静脈の血流を促す目的で使用される「着圧ソックス(ストッキング)」ですが、エコノミークラス症候群の予防にも有効なのだそうです。市販の比較的圧力が高いストッキングでも代用できるようなので、女性のみなさんはあらかじめはいておくといいかもしれません。もちろん着圧ソックスをはいていたとしても、十分な水分補給と足を動かすことを忘れずに。また着圧ソックスは商品によって使用方法や使用目安時間が異なります。就寝中にはつけられないものや、逆に就寝用のものなどありますのでライフスタイルや使用時間に応じて選ぶようにしましょう。


writer:サプリ編集部