「喧嘩別れ」になりやすいカップルの特徴とは?

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彼氏と喧嘩をすると、最悪の場合、別れに発展することもありますよね。別れたくないのなら、どうにか喧嘩別れを回避する必要があるでしょう。今回は、喧嘩別れしやすい「カップルの喧嘩パターンと対処法」をご紹介します。

■「喧嘩別れ」をしたことがある? 女性にアンケート調査!

出会いがあれば別れもありますが、その別れ方もさまざまではないでしょうか。今まで彼氏と喧嘩別れをしたことがあるか、女性にアンケート調査をしてみました。

◇「喧嘩別れ」をしたことがある女性は約2割!

Q.あなたは今まで彼氏と「喧嘩別れ」をしたことがありますか?
ある……20.8%
ない……79.2%

約2割の女性が、彼氏との喧嘩別れを経験しているようですね。一体どのような理由で、喧嘩別れに発展してしまったのでしょうか?

◇女性に聞いた! 彼氏と「喧嘩別れ」に発展した理由

女性たちは、どのような理由で彼氏と喧嘩別れに発展してしまったのか、くわしいエピソードを聞いてみました。

☆浮気をされたから

・「浮気をされて、そのまま怒ってさよならした」(25歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「相手が浮気したのに、逆ギレされたから」(31歳/医療・福祉/専門職)

・「元彼が浮気性で、浮気を繰り返したので」(25歳/その他/事務系専門職)

彼の浮気が原因、というケースは多いかもしれませんね。謝ってくれるならまだしも、逆ギレされると収拾もつかなくなってしまいそうです。

☆いつも喧嘩が絶えなかったから

・「小さな喧嘩が絶えなくて、このまま喧嘩が続くのが嫌になって、そのまま別れた」(33歳/その他/専門職)

・「喧嘩ばかりで、ずっと別れたくて、喧嘩した勢いで無理やり逃げるように別れた」(26歳/医療・福祉/専門職)

日ごろから喧嘩ばかりだと、どうしても相性がよくないのかも。話し合いをしようとしてもすぐに喧嘩を繰り返すようなら、一緒にはいられないですよね。

☆将来を考えられなかったから

・「遠距離で、結婚まで考えていたのに、いきなり車を売る・仕事を辞めると言い出したので、このタイミングで考えることじゃないと喧嘩になり、別れた」(34歳/アパレル・繊維/その他)

・「相手に結婚する意思がないことがわかるような言動があり、指摘したことから」(32歳/医療・福祉/専門職)

付き合いが長くなると、将来のことも考えますよね。彼氏との将来が考えられないなら、見切ってしまうしかなさそうです。

喧嘩の原因もいろいろですが、そこから別れに至るのは、日々の小さな出来事が重なった結果なのかもしれません。しかし彼氏と別れたくないのであれば、別れに発展しやすい喧嘩は避けたいもの。どのような喧嘩だと、別れる可能性が高くなるのでしょうか?

■弁護士に聞いた! 別れに発展しやすい「カップルの喧嘩パターン」

男女間のトラブルにくわしい、アディーレ法律事務所の弁護士さんに、別れに発展しやすいカップルの喧嘩パターンについて聞いてみました。

◇彼氏のプライドを傷つける発言をする

「安月給」「背が低い」など、彼氏のプライドを傷つけるような発言をすると、別れに発展しやすいです。これらの発言は、喧嘩の内容とはまったく関係なく、ただの悪口であるケースが多いもの。さらに、彼自身が自覚しているコンプレックスである可能性も高いので、自分でもわかっていることを言われるとさらにダメージを受け、修復が難しくなってしまいます。

◇すぐに「別れる」と言う

喧嘩をしたとき、すぐに「もう別れる!」と言うのも避けたほうがいいです。本当に別れたいのであれば特に問題はありませんが、決まり文句のように頻繁に「別れる」と発言する女性は要注意。最初の数回は、彼が慌てて引き止めたり謝ったりして、その場がおさまるかもしれません。しかし何度も繰り返すことで彼もうんざりして、「それなら別れよう」という結果になる可能性が高まります。しかも、自分から別れを口にしているため、彼を引き止めるのは困難です。

◇過去の出来事を蒸し返す

ありがちだと思いますが、過去の出来事を持ち出して彼氏を責めるのも、別れに発展しやすいパターンです。「あのときも○○だった」「昔も○○された」と言ってしまう女性は、結構多いのではないでしょうか? 過去の出来事の蒸し返しを嫌う男性は、非常に多いです。たとえ喧嘩をしても、それを乗り越えてまた仲のいい関係に戻りたいもの。しかし、彼が解決したと思っていた過去を蒸し返すことによって、今まで2人で乗り越えたと思っていた信頼が崩れ、一気に別れへと気持ちが傾きやすいです。

◇どちらが悪いか白黒つけようとする

喧嘩をするということは、お互いの主張があるということですので、意見がぶつかり合うことは仕方がありません。しかし、毎回必ず「どちらが悪かったか」を白黒はっきりさせるまで喧嘩を終わらせない、となると泥沼です。自分も相手も譲らず平行線のままでいると、「分かり合えないのであれば別れたほうが楽だ」と考えてしまうことも。

◇相手の大切にしているものを否定する

誰にでも、恋人以外に大切にしているものがあるものです。仕事や趣味、家族や友人など、何を大切にしているのかは人それぞれ。その「彼が大切にしているもの」を否定するような喧嘩は、別れに発展する可能性が高いです。自分自身を否定されていると感じる男性も少なくありません。「○○と私、どっちが大切なの!?」なんて台詞は、男性にうんざりされてしまうこと必至です。

このような喧嘩パターンが、別れに発展しやすいようです。では続いて、彼氏との喧嘩別れを回避する方法を聞いてみましょう。

■弁護士に聞いた! 彼氏との喧嘩別れを回避する方法

付き合いを続けていると、お互いの意見が合わず、喧嘩になってしまうこともあるもの。「このまま喧嘩を続けると別れてしまうかも」と思ったとき、どのように別れを回避するべきなのか、アディーレ法律事務所の弁護士さんに対処法を聞いてみました。

◇感情的にならない

喧嘩をすると感情的になってしまうことが多いですが、別れを回避したいのであれば、まずは落ち着いて冷静になってください。喧嘩は、どちらか一方だけが100%悪いということはほとんどありません。彼が悪いように思えても、必ず自分にも反省すべき点があるもの。それを自問自答して探してみましょう。

◇しっかりと話し合う

喧嘩のあと、お互いに連絡を取らない期間があり、その後なんとなく自然に仲直りするというパターンを繰り返しているカップルも多いのではないでしょうか。しかし、これはあまりいい解決方法とは言えません。しっかりと喧嘩の原因や解決策について話し合いをするべきでしょう。話し合いをせずに放置して、また同じような喧嘩を繰り返すうちに、「この人とは合わない、今後もやっていけないだろう」という考えに至ってしまうこともあります。「この人とは合わない」という結論に至る前に、しっかりと話し合い、お互いの考えをすり合わせることで、同じ衝突を避けるように努力してみましょう。

◇妥協点を決めておく

たとえ喧嘩中であっても、「喧嘩はここまでにしておこう」「こういう条件であれば折れよう」と、自分の中で妥協点を決めておく方法がおすすめです。「これ以上は文句を言わない」というラインを決めておくのもいいでしょう。このように妥協点を決めておくことで、感情的になり暴走してしまいがちな喧嘩の中でも、いったん冷静になり、長引かせずに喧嘩を終わらせる効果も期待できます。

◇いったん距離を置く

頭に血が上っている状態では、感情のぶつけ合いになり、建設的な話をするのが困難です。喧嘩の最中に一度冷静になれることが理想ですが、どうしても高ぶりがおさまらないのであれば、距離を置いてみるのも手です。もちろん、そのままうやむやにしてしまうのはNG。お互いに時間を置いて冷静になった段階で、話し合いをして、喧嘩の原因となった問題を解決することを目指しましょう。冷静になって考えてみると、案外くだらないことで喧嘩をしていたと気づくことも多いものですよ。

彼氏との喧嘩別れは、お互いの努力次第で回避できるようです。別れたくないという女性は、ぜひ試してみてくださいね。

■まとめ

喧嘩別れにならないためには、まずは喧嘩をしないのが一番ですが、付き合い続けていると意見のぶつかり合いは避けられないもの。彼氏との喧嘩は、お互いの価値観をすり合わせるいい機会かもしれません。今回の記事を参考にして、今まで以上に強い絆を築いてくださいね。

(監修:アディーレ法律事務所、文:ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年4月6日〜4月7日
調査人数:310人(22〜34歳の女性)