[4.23 J2第9節 岡山2-1山形 Cスタ]

 16位ファジアーノ岡山がホームで10位モンテディオ山形に2-1で競り勝った。岡山は4試合ぶりの白星で14位に浮上。敗れた山形は連勝が2でストップしたが、順位に変動はなかった。

 3試合未勝利(1分2敗)の岡山は前節からスタメン1人を変更。FW塚川孝輝に代わり、右足関節捻挫で戦列を離れていたFW藤本佳希が4試合ぶりに先発復帰した。フォーメーションは3-4-2-1。これまで1トップを務めていたFW片山瑛一が1列下がり、藤本が最前線に入った。

 一方、2連勝中の山形は先発2人を入れ替えた。DF瀬川和樹に代わってMF山田拓巳が今季初、MF中村駿に代わってMF風間宏希が4試合ぶりのスタメン。システムは岡山と同じ3-4-2-1で、2選手はそのまま同ポジションを務めた。

 ミラーゲームで始まった一戦。岡山は藤本をターゲットとした攻撃が機能し、立ち上がりにペースを握った。

 前半3分には右サイド深くで片山が粘ってキープし、右CKを獲得。同4分にキッカーのFW伊藤大介が助走をつけると、岡山は複数の選手がニアになだれ込み、マークを引き付ける。伊藤は空いた中央のスペースへ右足で低いクロスを送り、ファーポストから大きく回り込むように走っていたMF関戸健二が右足でシュート。残っていた相手DFにブロックされたが、DF喜山康平がこぼれ球に反応し、右足でゴール中央に蹴り込んだ。

 トリックプレーで奇襲に成功した岡山だったが、その後は守勢の時間が続いた。山形は両ボランチを軸に中央とサイドを使い分けてショートパスを回し、ほぼハーフコートでゲームを進める。しかし、MF汰木康也、MF鈴木雄斗、MF本田拓也が迎えたシュートチャンスはいずれもPA外で、岡山の守備を崩し切るまでには至らなかった。

 1-0で前半を折り返した岡山はハーフタイム明けに伊藤を下げ、塚川を投入する。山形は後半開始の交代こそなかったが、後半3分に右ウイングバックの鈴木が片山に倒されて右足首を負傷。同5分に左利きの瀬川をピッチへ送り、左ウイングバックだった山田が右に回った。

 岡山は山形のアクシデントに付け込み、後半も立ち上がりにスコアを動かす。後半7分、左CK崩れから左サイドのMFパク・ヒョンジンが右足でクロスを送ると、中央の選手たちを越えたボールがファーへ。山形の瀬沼が大外から飛び込む塚川をケアしようとした際に右足で触ったボールがネットを揺らし、オウンゴールで岡山が2-0とした。

 2点を追う展開となった山形は、後半14分に風間の右クロスにPA内中央の瀬川が頭で合わせるが、地面に叩きつけすぎてクロスバーの上へ。同19分にはペナルティアーク内でFKを獲得し、キッカーの風間が右足で直接狙うも、壁を直撃する。さらにこぼれ球を自ら拾った風間がPA内左の阪野につなぎ、阪野は右足でダイレクトシュート。しかし、これも枠をとらえられなかった。

 山形は後半24分に瀬沼とFW中山仁斗を交代。1トップから2トップに変更し、最前線に中山と阪野を並べた。この采配が奏功したのは同31分。左CKの二次攻撃から瀬川が送った左クロスをニアの喜山が空振りし、奥のDF久木田紳吾にクリアされるも、PA内左に残っていたDF菅沼駿哉が高さを生かして頭で跳ね返す。ファーに飛んだボールを途中出場の中山が片山と交錯しながら左足でねじ込み、移籍後初ゴールで1点を返した。

 ビハインドを縮めたことで勢いに乗り、さらに攻勢を強める山形。後半44分には風間の左CKからPA内中央の中山がドンピシャのヘディングシュートを放つが、至近距離から下に叩きつけたボールはGK櫛引政敏が弾き出し、同点ゴールを許さなかった。

 岡山は開幕からの連続失点こそ9試合に伸びたものの、最後まで守備の集中を切らさず、2-1で逃げ切りに成功。4試合ぶりに勝ち点3を手中に収め、山形の連勝を2で止めた。


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