エルトン・ジョン・エイズ基金主催の慈善大会「WTTスマッシュ・ヒッツ」に出場した女子テニスのマリア・シャラポワ(2016年10月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2017)の組み合わせが発表され、薬物使用による出場停止を終えて15か月ぶりに公式戦に復帰するマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、1回戦でロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)と対戦することが決まった。

 シャラポワは、出場停止期間を消化し終える26日に初戦を迎えると、勝ち上がった場合の2回戦では、自身の主催者推薦(ワイルドカード)出場に強く反対しているアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と対戦する可能性がある。

 出場停止期間中にランキングポイントが消滅したシャラポワは、ワイルドカードでこの大会の出場がかなったが、ラドワンスカは21日、薬物違反で出場停止になった選手にワイルドカードを与えるべきではないと主張していた。ラドワンスカは1回戦でエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)と対戦する。

 大会スポンサーのポルシェ(Porsche)のアンバサダーを務めるシャラポワの復帰は、40周年を迎える今大会の一番の注目点となる。今月19日に30歳になったシャラポワは、大会公式ウェブサイトで「テニスに戻れるのは最高のプレゼント」とコメントしていた。

 過去にこの大会を3回制しているシャラポワは、「ツアー復帰初戦を一番好きな大会の一つで飾ることができて、これ以上の幸せはありません。最高のファンと再会し、愛するテニスに戻るのが待ちきれません」と話している。

 大会主催者のマーカス・ギュントハルト(Markus Guenthardt)氏は、シャラポワの出場がチケットの販売増につながることを期待している。

「彼女のポルシェ・アレーナ(Porsche Arena)への復帰は、われわれの素晴らしいファンへの最高の贈り物であり、競技の面でも、盛り上がりの面でも、今回の節目の大会のハイライトになるのは間違いありません」

 シャラポワは、出場停止期間が明けたちょうどその日に1回戦を戦うことになる。つまり、試合会場で練習を行うことはできない。

 シャラポワは2016年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)で禁止薬物のメルドニウムが検出され、2年間の出場停止を科されたが、異議申し立ての結果、処分は15か月に短縮された。
【翻訳編集】AFPBB News