22日、韓国・聯合ニュースによると、トランプ米大統領が中国に対して重ねて要求している北朝鮮に向けた圧力行使に対し、中国メディアが自国の立場を明らかにした。写真は南北境界の北緯38度線付近。

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2017年4月22日、韓国・聯合ニュースによると、トランプ米大統領が中国に対して重ねて要求している北朝鮮に向けた圧力行使に対し、中国メディアが自国の立場を明らかにした。

中国共産党機関紙「人民日報」の姉妹紙「環球時報」は22日、米国による北朝鮮の核施設を狙った攻撃が行われても中国は軍事介入しないことを伝えた一方で、米韓軍が38度線を越えて地上戦を行った場合には、中国は軍事介入する意向だと明らかにした。

環球時報は、トランプ大統領が22日、ツイッターに「中国は北朝鮮の大きな経済的命綱だ。容易ではないが、もし中国が北朝鮮問題の解決を望むならば解決できる」とするコメントを載せたことを紹介し、「米国が(中国に対し)重ねて(北朝鮮制裁への)支援を求め、中国の(北朝鮮制裁への)変化した姿を絶賛するのは、中国の支援を促す意味もあるが、まだ中国の支援が不足していることも意味する」と指摘した。さらに中国の立場について「北朝鮮と米国、韓国の全てが中国の提案する案に従わずにいる」とし「困難な状況にある」と伝えた。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「他国で火遊びをするのはやめてくれ」とする意見とともに、「こんな状況で、一番影響を受ける韓国が声を上げることができない」「なぜ韓国政府としての立場表明がないのだ」など、韓国政府への不満の声が寄せられた。

また、「38度線を越えたら軍事介入するって、よくこんなことを堂々と公言できるな」「38度線以北は中国領土って言っているようなものじゃないか」「やはり中国は朝鮮半島の統一を望んでいない」など中国に対する否定的な意見や、「旧大韓帝国(日韓併合前の朝鮮半島最後の専制君主国)末期みたいだ」「やはり核開発しかない」などの声もあった。(翻訳・編集/三田)