元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が主演した2006年の映画「不都合な真実」はゴア氏に2007年のノーベル平和賞をもたらしています。そんな映画の続編となる「An Inconvenient Sequel: Truth To Power」が2017年7月にアメリカで公開される予定です。

An Inconvenient Sequel: Truth To Power (2017)- Official Trailer - Paramount Pictures - YouTube

「今日の予報では気温が20度ということだったが、今は震えるほど寒い。『地球温暖化』はどこに行った!?」と観衆に叫ぶトランプ氏の様子からムービーはスタート。



「アカデミー受賞作品『不都合な真実』の制作スタッフが集結」



前作に登場したゴア氏「『不都合な真実』で最も批判を浴びたのは、水位の上昇と高潮によって『9/11メモリアル』が水につかってしまうというワンシーンだった」



「人々は『なんてひどい誇張だ』と語っていた」



しかし、それは現実のものに。2013年にニューヨークを襲ったハリケーン・サンディは市内の広範囲に水害を及ぼし、9/11メモリアルも文字どおり浸水被害を受けることに。



「台風はより強くなり、破壊力を増している」



「世界中で『ゲリラ豪雨』が人々を襲っている」



「これが『地球温暖化』です」と語るゴア氏。



「人々の生活を脅かしている地球温暖化ですが、私にとっては『新しい開発』の始まりでもあります」



「世界の各地でめざましい変化が始まっています」



「しかし、それはまだ十分であるとは言えません」



2015年にフランス・パリで開催されたCOP21 (国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)では、150カ国の首脳が集まって2020年以降の温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を正式に採択し、世界の平均気温上昇を2度未満に抑えるという目標に向けて、世界全体で今世紀後半には人間活動による温室効果ガス排出量を実質的にゼロにしていく方向を打ち出しました。



しかし、「アメリカ・ファースト」の姿勢を明確に打ち出したトランプ大統領は、この取り組みを否定的に捉えています。トランプ氏は、環境保護を目的とする政府機関「アメリカ合衆国環境保護庁」の予算を削減して将来的には廃止する方針を打ち出しています。



ゴア氏は強い口調で「次の世代の人たちは、過去の私たちのやったことを振り返って『一体何を考えていたんだ?科学者の声に耳を貸さなかったのか?母なる自然の叫びに耳を傾けなかったのか!?』と声をあげるだろう」と語ります。



「このムーブメントは、これまでに人類を発展させてきた素晴らしいムーブメントがたどってきた伝統と同じ流れに沿ったものだ」



「人類を守らないといけない」



「この地球を汚染し続けることは間違っている」



「将来の世代に希望を残すことが正しいことだ」



「ロケットに乗って火星に移住するようなことでもない限り、私たちの住むところはこの地球です」



映画「An Inconvenient Sequel: Truth To Power」は2017年7月28日にアメリカで公開予定。日本での公開は記事作成時点では不明です。