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 ボルフガング・ベッカー監督とダニエル・ブリュールが12年ぶりに再タッグを組んだ「僕とカミンスキーの旅」の本編映像が公開された。映画冒頭で、ブリュール扮する若手美術評論家と、イェスパー・クリステンセン演じる伝説の天才画家・カミンスキーが出会うシーンを収めている。

 映画は、ダニエル・ケールマンの小説「僕とカミンスキー」を原作に、高慢な無名の美術評論家と、破天荒な盲目の老画家の友情と珍道中を描く。金と名声欲しさに芸術家の伝記を書こうと思い立った美術評論家ゼバスティアンは、マティスの最後の弟子にしてピカソの友人で、ポップアート隆盛の1960年代の米ニューヨークで脚光を浴びた盲目の画家マヌエル・カミンスキーを訪ねる。スイスの山奥で隠遁生活を送っていたカミンスキーを言葉巧みに誘導し、かつて愛した女性をのもとへ連れていこうと奮闘する。

 このほど公開された映像では、スイスまで押しかけ、“招かれざる客”となったセバスティアンが、カミンスキーの娘をはじめとする周囲の人々に煙たがられる様子が描かれる。しかし当のカミンスキーは、セバスティアンの空気の読めなさや図々しい振る舞いを内心面白がっており、一見正反対の2人の相性の良さを感じさせるシーンとなっている。

 「僕とカミンスキーの旅」は4月、東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。