趣味にハマる夫は危ない!? 月収40万・支出50万じゃ破産する

写真拡大

 生活するには十分な収入がありながら、ちょっとした贅沢が積もり積もって、破産への道を突き進んでいる家庭は少なくないという。
 外食、旅行、そして趣味。 
 日々の生活に潤いを与えてくれる趣味だが、毎月の支出を振り返ると、けっこうな額になっていることも…。

 毎月、趣味に10万円以上かけて、そのぶん家計が毎月10万円も赤字だという人に、話を聞いてみた。

◆ゴミの分別もバンドの追っかけも、とことん徹底する夫

・加藤哲夫さん(仮名・40歳)電気設備保守 年収650万円

「趣味にはお金をつぎ込みますが、ほかはきっちり締めてます」と言う加藤哲夫さん。確かに支出は細かくエクセルに入力し、妻の化粧品代まで把握している。

 部屋を見ても、ゴミの分別を厳守すべくいくつもゴミ箱がある。何でも徹底しないと気がすまない性分だが、それが赤字の要因にも。

「5年前、妻に誘われて行った某バンドのライブで彼らの熱狂的ファンになりました。ツアーがあれば全国各地の公演を回ります。

 CDやDVDはもちろん、ツアーグッズにファンクラブ年会費、地方公演の交通費や宿泊費など、彼らには年間40万円は費やしています。今では彼らの存在が心のよりどころとなっていますね」

◆マラソン用の靴は3足、「形から入る」人は危ない

 さらに、マラソンにもハマる。

「運動不足解消のため家の近くをジョギングしたら、走る喜びを知って。形から入るほうなので、ウェアや靴を買い揃えることから始まり、今では地方のロードレースに参加するほどです。練習のためにジムに通い、靴もジム用、本番用、練習用と3足持っています」

 参加費は一回数千円程度。地方だと交通費や宿泊費もかかる。こうした趣味が毎月10万円近くの赤字を出している自覚はあるが、それでも衝動を抑えられないという。

 奥さんは怒らないのだろうか、と思ったら、支出を見ると奥さんの小遣いも月10万円! プチリッチな夫婦が、実は破産予備軍だというのはよく言われることだが、まさにそのパターンのようだ。

=================
収入 40万円
(夫35万円、妻5万円)
―――――――――――――
支出 49万7000円
住宅ローン 13万円
光熱費 2万円
ネット・ケータイ代 2万円
保険 1万円
ペット代 7000円
食費 5万円
本人の小遣い 2万円
妻の小遣い 10万円
趣味・遊興費 10万円
親への仕送り 4万円
―――――――――――――
収支 −9万7000円
・毎月の赤字はボーナスを取り崩して補てん。自転車操業状態が続く
=================

◯節約アドバイザー和田由貴さんのチェック!!
 几帳面な性格を生かすなら、予定費用の管理を。費目ごとに使っていい予算を決めれば、何にいくら使えるかが見えてきます。ライブ代でお金がかかるならマラソンは諦めるなど、予算内でやり繰りを。

―赤字300世帯から判明![破産する人]の生活習慣【5】―