大谷秀和、老獪なプレーで追加点を演出「イメージの共有ができたゴールだった」

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「狙っていた」。大谷秀和は大津祐樹がドリブルでボールを中に運んで行ったのを見逃さなかった。ボールが右サイドの伊東純也に渡ると、空いた左サイドに駆け上がる。「DFが待っていたので、先に飛べば勝てると思った」と伊東のクロスに頭で合わせて、逆サイドに走り込んだ中川寛斗の追加点をお膳立てした。

「寛斗も自分の頭を(ボールが)超えたあと、しっかり準備してくれていた。J(伊東純也)も自分が走り込んでいるのを見て、しっかりと挙げてくれたし、みんなでいいイメージの共有ができたゴールだったと思う」。

 今シーズンはなかなかチームとして波に乗れなかった。開幕戦で勝利したものの、第2節から3連敗。前節のヴィッセル神戸戦では追い付かれながらも引き離して今季3勝目。神戸を首位から引きずり下ろした。勢いそのままに、今節はホームの日立台に横浜F・マリノスを迎え撃った。

 キックオフからアグレッシブに前から仕掛けた。テンションの高い拮抗した前半だったが、25分にPKから先制点を挙げると、その2分後には中川の今季初ゴールで追加点を挙げた。後半、攻撃的な選手を続けて投入してきた横浜FMに対し、「少し受けに回ってしまった時間が長かったけど、そこで後ろの選手が(中村)航輔を中心に踏ん張りながらゼロで終わることができた」。

 今季初の連勝。そして何より、ようやく日立台で勝利を飾ることができた。

「今年は先制している時はしっかり勝てている。ただ、いいゲームをしていても、なかなか先制できずに我慢し切れずに負けてしまうことがあったので、今日のようにPKだったけど、いい入りをして、先に取れたことが大きかった」。

 試合前には、J1通算300試合出場達成のセレモニーも行われた。U−15から柏レイソル一筋。これからもレイソルとともに勝利の喜びを――。