19日、英字ウェブメディア「The Diplomat」は、Amitai Etzioni教授のコラム「中国人の勝利なのか?」を掲載した。中国は覇権国を目指しているのではなく、現行の米国主導システムの不足を補おうとする存在だと指摘している。

写真拡大

2017年4月19日、英字ウェブメディア「The Diplomat」は、ジョージワシントン大学のAmitai Etzioni教授のコラム「中国人の勝利なのか?」を掲載した。21日、華字ウェブメディア「星島環球網」が伝えた。

英誌エコノミストによると、中国は自国をアピールする言葉は変化しつつある。2010年ごろから中国のポジティブなイメージを強調するようになったのだ。今年1月のダボス会議では「グローバリゼーションをリードする」と習近平(シー・ジンピン)国家主席は発言している。今年の政府工作報告では13回にわたり「グローバリゼーション」「グローバル化」という言葉が使われた。我々は中国がグローバリゼーションを主導していく時代に備えていく必要がある。

もっともこのことは米国との争いで中国が勝利したことを意味するものではない。中国は今、「より良い世界市民」になろうとしている最中なのだ。中国は覇権国を目指しているのではなく、現行の米国主導システムの不足を補おうとする存在だ。大国間の関係はゼロサムゲームではない。あるいはウサギとカメの競争に例えるべきだろうか。米国や中国、そしてその他のプレイヤーはみなそれぞれがウサギやカメ、あるいはその他の動物たちだ。それぞれが多くのタスクを持ち、それぞれが重要な責務を担っている。(翻訳・編集/増田聡太郎)