GalaxyシリーズのNTTドコモ向け「SC-04J」がFCC通過!

米連邦通信委員会(FCC)は19日(現地時間)、NTTドコモ向けスマートフォン(スマホ)と見られるサムスン電子製「SC-04J」(FCC ID「A3LSC04J」)が通過したことを公開しています。

公開された資料からNTTドコモ向けであることを示す内容はないものの、過去のサムスン電子製品のFCC IDおよびNTTドコモの型番ルールから考えると、NTTドコモ向けである可能性が高いと見られます。

また資料より「Galaxy A3 2016(型番:SM-A310)」に近いものの、サイズや電池容量などが異なるため、Galaxy A3 2016をベースにした派生モデルと予想されます。どちらにしても画面サイズが4.76インチ(121mm)の小型の比較的ハイスペックな機種になるようです。

なお、NTTドコモ向けにすでに最新フラッグシップスマホ「Galaxy S8 SC-02J」および「Galaxy S8+ SC-03J」も投入すると見られており、これらが縦横比18.5:9の縦長画面ながら約5.8インチと約6.2インチと大型なため、これらに対して小さな機種を合わせて揃えてくるという可能性はありそうです。


メタルボディーで高級感あるGalaxy A3 2016

FCCで公開されている資料では、GSMおよびW-CDMA、LTEに対応したスマホで、サイズが136.5×67.1mm、電池容量は3000mAhの電池パック「EB-BA31DABA」が搭載されているとのこと。Galaxy A3 2016はサイズが134.5×65.2×7.3mm、電池容量が2300mAhのため、かなり電池は増量されており、小型ながら電池持ちが良さそうです。

その他、Bluetooth 4.2 with BLEおよびANT+、NFC Type A/Bのほか、HT80に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)に対応しています。またFCCラベルは電子式表示となっています。同様にGalaxy A3(2016)はWi-Fiもb/g/n準拠のみですし、HT80に対応しているということでかなり性能が向上してそうです。

なお、Galaxy A3 2016は4.7インチHD(720×1280ドット)Super AMOLED(有機EL)ディスプレイやオクタコアCPU(Snapdragon 410またはExynos 7578)、1.5GB内蔵メモリー(RAM)などとなっています。



記事執筆:memn0ck


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