既婚男女に聞いた「彼氏からプロポーズを引き出す方法」

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「彼氏にプロポーズされたい」と思う未婚女性は多いのではないでしょうか? 男性にも結婚を決意するタイミングがあるので、今すぐにプロポーズしてもらうのはなかなか難しいですよね。今回は、既婚男女が教える「彼氏からプロポーズを引き出す方法」をご紹介します。

■既婚男性に聞いた「プロポーズに関する本音」

彼氏に面と向かって聞くのは難しい、「プロポーズ」に関する本音。既婚男女のみなさんに、自分が経験した「プロポーズ」について聞いてみました。

◇プロポーズしたのはどちらから?

プロポーズをするのは男性からという印象がありますが、最近は女性からプロポーズをするケースも増えてきているように思えます。まずは既婚男性のみなさんに、プロポーズは男女どちらから申し込んだのかを聞いてみました。

Q.「結婚しよう」とプロポーズしたのは、男女どちらからですか?
男性から……91.3%
女性から……8.7%

約9割の既婚男性が、自分からプロポーズして結婚したようです。プロポーズをした男性たちは、どのような瞬間に彼女との結婚を決意したのでしょうか?

◇既婚男性が「彼女との結婚を決意した瞬間」

プロポーズをしてもらうために、まずは彼に結婚を決意してもらう必要がありますよね。男性たちに「彼女との結婚を決意した瞬間」について、教えてもらいましょう。

☆お互いの年齢を考えたとき

・「30歳を起点に、子どもの誕生や2人で過ごす時間などを逆算して、タイミングを決意した」(男性/35歳/アパレル・繊維/営業職)

・「すごく大好きで付き合って、勝手に相手の年齢を考えて、責任取らなきゃみたいな、責任感を感じたとき」(男性/31歳/学校・教育関連/その他)

自分か彼女が結婚適齢期になったときに、結婚を考えはじめる男性が多いのかもしれません。また「30歳」という節目も、いいタイミングなのでしょう。

☆仕事が落ち着いたとき

・「仕事も落ち着き、一緒になろうと思ったから」(男性/38歳/自動車関連/技術職)

・「仕事も落ち着いてきたため、そろそろ結婚しようかと考えた」(男性/28歳/情報・IT/事務系専門職)

結婚生活の基盤となるお金を稼ぐためには、なんといっても仕事を安定させなくてはなりません。社会人になってある程度の期間が経ち、仕事が落ち着いてから、「そろそろ結婚しよう!」と決意するのでしょう。

☆彼女が支えになってくれたとき

・「17歳のときに、大きなバイク事故を起こした。それでも見放さず付き合い続けてくれた。そこで結婚は決めていました」(男性/36歳/医療・福祉/その他)

・「つらいときにそばにいてくれて、この人となら一生やっていけると思ったから」(男性/32歳/自動車関連/技術職)

自分がつらいときや、苦しいとき、彼女が心の支えになってくれたら「ずっと一緒にいたい」と思うのでしょうね。そういうかけがえのない存在は、そう簡単に得られるものではありません。

☆彼女の結婚願望を感じたとき

・「相手が結婚したそうな雰囲気を感じたとき」(男性/36歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

・「結婚したいと詰め寄られたことがきっかけ」(男性/39歳/運輸・倉庫/その他)

直接的でも、さりげなくても、彼女から「結婚したい」というアピールをされたら、決意せざるを得ない人もいるでしょう。反面、プレッシャーに感じる人もいるかもしれませんね。

☆交際期間が長くなったとき

・「付き合いが長かったからです。それだけです」(男性/34歳/小売店/販売職・サービス系)

・「付き合って2年経ったし、価値観が合うと思ったから」(男性/36歳/不動産/営業職)

彼女との付き合いが長くなると、「そろそろ……」と重い腰を上げる男性もいます。何年も一緒にいることで、お互いのいい面・悪い面も理解できて、結婚への意思が固まりそうですよね。

☆子どもができたから

・「妊娠がわかったので、結婚しようと思った、」(男性/39歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「子どもができたことが決め手になった」(男性/35歳/運輸・倉庫/営業職)

最近は、「授かり婚」も一般的になりつつありますよね。愛すべき彼女のお腹に、自分との子どもが宿ったことが、結婚を決意するためのいいきっかけになったのでしょう。

男性にとって、プロポーズをするのは人生の一大決心。「彼女はかけがえのない存在だ」と思えたときが、そのタイミングなのかもしれません。プロポーズされたい女性は、普段から何に気をつければいいのでしょうか?

■プロポーズされない!? 結婚したい女性が「彼氏に言ってはいけないこと」

「プロポーズされたい」と思うのであれば、気をつけたいのが彼氏へのNGワード。「こんなことを言われたら結婚したくない……」と思われないためにも、既婚男性たちにしっかりレクチャーしてもらいましょう。

◇昔の彼氏と比較するような発言

・「昔の彼氏たちと比較されることは不快」(男性/35歳/医療・福祉/その他)

・「以前の男性経験や、経済面のことなど」(男性/39歳/医療・福祉/事務系専門職)

女性だって、彼氏に自分と元カノと比べられたら不快感を覚えるはず。自分が言われて嫌なことは、彼にも言わないようにしましょう。

◇結婚を急かすような発言

・「結婚を急かそうとすること。彼氏によってはものすごく嫌がるから」(男性/38歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「いつ結婚するの? としつこく聞かれる。急かされていると、結婚する気が失せる」(男性/34歳/情報・IT/技術職)

「結婚したい!」「プロポーズされたい!」という気持ちが強くて、ついつい彼に結婚を急かしてしまう女性もいますよね。それで結婚を決意する男性もいますが、彼の性格を把握したうえで、嫌がりそうなら発言しないほうがいいでしょう。

◇人格を批判するような発言

・「器が小さいとか、人格否定はダメ」(男性/32歳/不動産/営業職)

・「人として最低だよね、とかは言われると辛い」(男性/35歳/情報・IT/技術職)

彼氏に対して、不満を感じることもあるでしょう。しかし、それをストレートに伝えてしまうのはNG。どうしても注意したいときは、言葉を慎重に選びたいですね。

◇稼ぎに関する発言

・「いっぱい稼いでね、給料安い、なんでできないの」(男性/33歳/医療・福祉/専門職)

・「『たくさん稼いでね」など、経済的なことを言う」(男性/36歳/情報・IT/技術職)

結婚後、家計を支えるのは彼なのかもしれませんが、結婚前から彼の収入を当てにするような発言をするのはやめましょう。プレッシャーと不快感を与えてしまい、結婚から遠のいてしまうかも。

彼氏の結婚意欲を失わせる言葉は、相手への気づかいの心をきちんと持っていれば、避けることができるもの。それでは逆に、プロポーズされたい女性がやるべきことは何なのでしょうか?

■既婚男女に聞いた「プロポーズされたい女性がやるべきこと」

最後に、既婚男女のみなさんに「プロポーズをされたい女性がやるべきこと」を教えてもらいましょう。

◇やさしくする

・「やさしくすること。一緒にいる時間を、かけがえのないものにすること」(男性/33歳/医療・福祉/専門職)

・「適度なボディータッチ、やさしい一言、思いやりの気持ちを持つことです」(男性/39歳/その他/販売職・サービス系)

やさしさが欠けている相手を、結婚相手にしたいとは思えませんよね。彼に対して「ちょっと面倒だな……」と思うことがあっても、その気持ちをおさえてやさしく接すると、プロポーズの言葉も早く聞けるかもしれませんよ。

◇まわりから固める

・「外堀から埋めていき、相手が行動を起こすようにする」(男性/33歳/運輸・倉庫/技術職)

・「自分の両親や、相手の両親に積極的に会いに行く」(男性/38歳/情報・IT/営業職)

彼の本人がなかなかはっきりしないのなら、外堀から埋めていくのも手ですね。彼の友人や家族と面識があるのなら、そのあたりから攻めていき、気に入ってもらうといいでしょう。

◇手料理を振る舞う

・「料理など家庭的な面も見せつつ、女性としての振る舞いも忘れない」(女性/31歳/学校・教育関連/その他)

・「手料理を振る舞い、いつでも結婚できるアピール」(女性/34歳/その他/その他)

胃袋をつかむのは、今も昔も王道なのでしょうか。彼女においしいご飯を作ってもらえたら、彼も「一緒に暮らしたい」と思ってくれるはずです。

◇心の支えになる

・「彼には言わないけど、支えている雰囲気を醸し出す」(女性/31歳/その他/販売職・サービス系)

・「仕事を失っても支えてあげる、絶対に見捨てないという安心感を与え、唯一無二の存在感を醸し出す」(男性/36歳/情報・IT/技術職)

彼の心が弱っているときこそ、自分が支えになることをアピールし、かけがえのない存在になるチャンス。うわべだけではなく、しっかり支えてあげることで、「この子となら苦難を乗り越えられる」と思ってもらえるでしょう。

◇彼が理想とする女性に近づく

・「女優になること。相手の望む女性になりきること」(女性/29歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「相手が思い描いている理想を、なるべく壊さないでいること」(女性/31歳/その他/その他)

彼にとって理想的な「奥さん像」があるなら、その理想に近づくように努力するのも、ときには大事。理想とあまりにもかけ離れていると、「結婚はないな……」と思われてしまうかも。

彼からプロポーズをしてもらうためには、ひとりよがりにならず、彼の気持ちをよく考えて行動することが大事なようです。そうすることで、彼にとっての「かけがえのない存在」に近づけるのかもしれません。

■まとめ

結婚相手は、これから先の長い人生を共にする相手。プロポーズをする側の彼氏も、「慎重に決断したい」「本当に自分に合う相手と結婚したい」と望むのは当然でしょう。彼からなかなかプロポーズの言葉が聞けずに焦っている人は、一度自分の言動を振り返って、問題点がありそうなら、少しずつでも改善してみてくださいね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年4月6日〜4月8日
調査人数:183人(22〜39歳の既婚男性)、138人(22〜34歳の既婚女性)