米ユナイテッド航空のオスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)。首都ワシントンにて(2017年2月9日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】今月初め、オーバーブッキング(過剰予約)を理由に乗客が機内から引きずり降ろされた問題で国際的な批判を浴びた米ユナイテッド航空(United Airlines)で、予定されていたオスカー・ムニョス(Oscar Munoz)最高経営責任者(CEO)の次期会長就任が取り消された。同航空が21日、発表した。

 ムニョスCEOは2018年にユナイテッド航空会長への就任が予定されていたが、同航空はムニョス氏との契約を見直し、該当する条項を削除した。同航空は有価証券報告書で「現時点で取締役会は、CEOと会長の役職は分けることが最も適切な仕組みだと考えている」と述べている。

 ユナイテッド航空の国内線で乗客が強制的に降ろされた問題で、ムニョスCEOは同航空の責任を全面的に認めて謝罪するとともに、業務慣行を見直すと述べたものの、当初は乗客側にも落ち度があることを示唆するような発言で激しく非難された。

 同航空ではすでに、オーバーブッキングが起きた場合に警察による乗客の排除は行わないことにするなど、一部の方針見直しを発表している。
【翻訳編集】AFPBB News