直接FKを叩き込んだ北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗

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[4.22 J1第8節 浦和3-2札幌 埼玉]

 日本代表GKの壁を打ち破る鮮やかな一撃だった。1-3と2点のリードを許して迎えた後半42分、FKのチャンスを得た北海道コンサドーレ札幌。キッカーを任されたDF福森晃斗は迷いなく左足を振り抜いた。

 ゴール正面の位置でFKを得ると、MF小野伸二と福森がボールの前へと立った。しかし、福森は「伸二さんがボールを持ってきたときから、『自分が蹴る』と決めていた。それは伸二さんも分かってくれていること。特に相談しなかった」と自身が蹴ることを心に決めていた。そして、小野も同じ気持ちであったことを明かす。「福森がウチのチームで一番良いキッカーなので、彼に任せようと思った」。

 狙いを定めた福森が助走に入り、左足でボールを蹴り出す。「高さ的に壁に当たったかなと思ったけど、うまく間を抜けてくれた」というボールはゴール左下へと向かい、「埼スタの芝は濡れているので、うまくGK前でスリップしてくれた」とライン手前でワンバウンドすると、ゴールマウスへと吸い込まれた。この一撃には浦和GK西川周作も「素晴らしいシュートだった」と振り返るしかなかった。

「あの距離は練習しているので得意な位置だし、伸二さんが右に立っていてくれたおかげで、相手も伸二さんが蹴るというのが少し頭をよぎったと思う。あとは自分が自信を持って蹴るだけだった」

 今季アウェー戦では無得点が続いていたものの、首位・浦和のホームで2得点。2-3と試合に敗れ、「相手選手の個の能力の高さを感じた」と悔しさを滲ませつつも、「アウェーで点がない中、2点取れたのは次につながると思う」と前を向いた。

(取材・文 折戸岳彦)
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